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第8話 ページ9

休憩室で白石はクリームパンを頬張り、隣にカップ麺を持った藤川先生が座る



藤川「しっかし藍沢冷たいな
俺のこのやつれた顔見て何とも思わないかねぇ
Aは心配してくれたけどさ〜」



と、シャワーを浴びたらしい緋山先生が戻ってきていた



緋山「藍沢があんたの顔なんか見てるわけないでしょ…?
患者の脳味噌しか興味ない男なんだから
あ、あとAか」


藤川「まぁ、そういう奴だけど」

緋山「唯一の着替えがこれって、最悪」

藤川「何?家そんな酷いの?」

緋山「消化液でグッチャグチャ」

藤川「あちゃー」

白石「あとで私のスエット貸してあげる、当直の時の」

緋山「サンキュー」

藤川「でも、緋山は偉いよ、そんな時でも戻って来てくれたもんな〜お前はやっぱり情に厚い」

緋山「頼んで来たのがあんただったら、戻らないけどさぁ…三井先生に頭下げられちゃうとね」

藤川「だけどさ、三井先生も薄情だよな
突然休職するなんて」

白石「あっ!」




白石は思わず声を上げた



緋山「えっ?」

白石「あっ!もう3分経ったんじゃない?
いいなぁ、カップ麺とか食べきれたら奇跡だよね」



話を逸らそうと必死にカップ麺の話に持っていく


藤川「そうだろ?贅沢しちゃってるだろ?」



緋山「ちょっと、三井先生休職すんの?」


















治療が終わり、2人で横に並び病棟内を歩く




A「そっちはどう?順調?」

藍沢「あぁ…トロント大のレジデント候補に選ばれた」

A「え、何それ凄い!」

藍沢「循環の推薦来たやつが何言ってんだ」

A「いや〜私やる気じゃなかったし
行くんでしょ?」

藍沢「もちろんだ
ところでお前、救命に戻るんだろ?」

A「あれ?なんで知ってんの」

藍沢「西条先生に聞いた」

A「なんだ〜秘密にしたかったんだけどな〜」

藍沢「橘先生は知らないのか?
あの時お前も誘っていたが」

A「いや知ってるよ?
ただ、恵ちゃん達の驚いた顔を見たいから言わないでって言ってあるだけ」

藍沢「悪趣味だな」

A「うるさい」

藍沢「また何かあったらよろしくな」

A「こっちこそ」



.

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キキ(プロフ) - ハナさん» 質問大丈夫ですか?ボードに書いていいですか? (2021年2月19日 12時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ハナさん» はい、大丈夫ですよ! (2021年1月2日 22時) (レス) id: fc508b927d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 御子柴琥珀さん» ボートに書いてよろしいですか? (2021年1月2日 22時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ハナさん» はい、大丈夫です。ただ、3年前の作品になりますので、内容も設定も覚えてない所多々あると思いますが、答えられ そうな範囲であれば、回答させて頂きます。また、あくまで創作になりますので、ご理解の上、ご質問をよろしくお願いします。 (2021年1月2日 22時) (レス) id: fc508b927d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 質問よろしいですか? (2021年1月2日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423  
作成日時:2017年8月11日 6時

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