検索窓
今日:8 hit、昨日:49 hit、合計:965,128 hit

第30話 ページ32

藤川「なんで言ってくれないのかな……お前だったらどう?」

緋山「知らないよ…言わない事もあるでしょ」

藤川「なんで、普通言うだろ?
なぁA、お前だったらすぐ言う?」

A「えっあ…いや……ほら、タイミングって物があるじゃん?
言うのにも勇気がいると思うし…相手がどう思ってるかも分からないし…」


藤川「そう言うものなのかね…?」

緋山「あんたの子じゃないんじゃん?」

藤川「冗談でもやめろよ!」

白石「ていうか、藤川先生
まず人に言っちゃダメだと思う、そんな大事なこと」

藤川「え、そうなの?」

緋山「あったり前でしょ?あんたバカなの?」

藤川「そういうもん?……あいつ、怒るかな?」

緋山「まぁ一生言われるか、別れるか…どっちかだね」

藤川「そういうもん?やばいな…やばいなこれ!」


A「ほれ、言って」

藍沢「……はぁ…一つ確認していいか…お前ら付き合ってたのか」

藤川「え?」

緋山「そっから!?」

A「えっ付き合ってんの!?」


白石「…もしかしてさっきからコソコソしてたのって…」

A「いや、本当なのかどうか聞いてって言い合ってた」

緋山「2人して鈍感ね…ほんと」




その頃フェロー達は…



灰谷「あ、あ、痛い……」

横峯「えっと、こうして……」

名取「お前ら何見てんの?」

横峯「胸腔ドレーンのやり方!」

名取「熱心だね〜お前は?」

灰谷「乗り物酔いのツボ?」

名取「何してんの」

灰谷「ちょ、携帯返して」

名取「はいはい」





緋山と望海は



緋山「え?3ヵ月も?家に帰ってないの?」

望海「高校やめて!いった!
今バイトしてるところで働きたいって言ったら急に怒り出して」

緋山「そう…いいわよ起きて」

望海「とにかく、私のことは全部自分の思い通りにさせないと気が済まないのあいつは!!」

緋山「そうなの?」

望海「ほかのことは何も思い通りにならないから」

緋山「どういうこと?」

望海「つまんない人生送ってんの
出世する訳でもない、何か趣味がある訳でもない
女がいる訳でもない、それどころか友達もいない

どうせ会社からも当てにされてないんだよ
毎日7時ぴたーっと帰ってきて本当何が楽しみで生きてんのか くそ親父!!」

緋山「でも、今回はちゃんとお父さんと話し合わないとね」

望海「はーい」



.

第31話→←第29話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (166 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
930人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

キキ(プロフ) - ハナさん» 質問大丈夫ですか?ボードに書いていいですか? (2021年2月19日 12時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ハナさん» はい、大丈夫ですよ! (2021年1月2日 22時) (レス) id: fc508b927d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 御子柴琥珀さん» ボートに書いてよろしいですか? (2021年1月2日 22時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ハナさん» はい、大丈夫です。ただ、3年前の作品になりますので、内容も設定も覚えてない所多々あると思いますが、答えられ そうな範囲であれば、回答させて頂きます。また、あくまで創作になりますので、ご理解の上、ご質問をよろしくお願いします。 (2021年1月2日 22時) (レス) id: fc508b927d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 質問よろしいですか? (2021年1月2日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423  
作成日時:2017年8月11日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。