第10話 ページ11
一方 脳神経外科では
A「耕作〜?…あっ」
藍沢と新海が話しているとAが入り口から顔を出した
新海「あぁ千堂先生、お久しぶりです」
A「あ、はい、お久しぶりです…
ごめん藍沢先生…てっきり1人だと思ってた」
藍沢「いや、気にしなくていい」
新海「うーん…それにしても千堂先生はお綺麗ですね」
A「ん?」
新海のいきなりの言葉に一瞬驚くAだが
いつもの口説きかと理解して通常通り話す
A「あら、お世辞は良くってよ?」
新海「お世辞ではないですよ
だってほら…」
新海はAの付けていたバンズクリップを外して髪の毛を下ろす形で整える
新海「髪を下ろしたらもっと美しい…」
A「あ、えっと……」
初めての口説き方に戸惑っていると
新海の腕を藍沢が掴んだ
新海「藍沢先生、どうしました?」
藍沢「……」
新海の言葉に返さず
新海の手からAのクリップを取り返して
Aをステーションから連れ去る
人がいなくなったステーションで
新海「ふぅ……よっぽど惚れ込んでいるようだ」
なんて言っていたのは2人は知らない
・
・
藍沢「それで、どうした」
脳神経外科から離れた椅子に腰掛ける2人
Aは要件を言い、藍沢はAの髪にクリップをやり直す
A「この前心外で診た新井さんが脳動脈癌だったから、脳外に頼もうと思って
あ、ありがとう、これカルテね」
髪を止め終わった藍沢にお礼を言って
藍沢の方に少し体を向けてカルテを渡す
藍沢「分かった、態々ありがとうな」
A「いえいえ
そっちこそ、クリップありがとう」
藍沢「あぁ」
2人は話を終えてエレベーターに乗った
すると途中で白石が乗って来た
白石「っは!」
藍沢「……どうした」
白石「いや…?」
白石は最悪な形で2人に出くわしたのだ
そして、チラチラと2人を見る白石
その行為に少し不信が生まれたので
A「どうしたの?」
質問してみた
.
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キキ(プロフ) - ハナさん» 質問大丈夫ですか?ボードに書いていいですか? (2021年2月19日 12時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ハナさん» はい、大丈夫ですよ! (2021年1月2日 22時) (レス) id: fc508b927d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 御子柴琥珀さん» ボートに書いてよろしいですか? (2021年1月2日 22時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ハナさん» はい、大丈夫です。ただ、3年前の作品になりますので、内容も設定も覚えてない所多々あると思いますが、答えられ そうな範囲であれば、回答させて頂きます。また、あくまで創作になりますので、ご理解の上、ご質問をよろしくお願いします。 (2021年1月2日 22時) (レス) id: fc508b927d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 質問よろしいですか? (2021年1月2日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423
作成日時:2017年8月11日 6時