第9訓 上司ですから。一応。見せしめをしなくては…ね？ ページ9
【土方side】
「確保！！」
姫様を捜していたらチャイナ娘が姫様を引っ張っていった。団子の串を投げられ、俺は咄嗟に振り払うとそれを目眩ましに逃げて行きやがった。
「ぬァァァア！！どくアルぅぅ！！」
あんにゃろ…姫様連れて隠れやがった。
「ありゃ…万事屋とこのチャイナ娘じゃないか？何故姫と。」
「さァ。」
そう言ってガシャンと重たいものの音が聞こえた。見てみれば総悟がバズーカを構えていた。
「ちょっと総悟君！なにやってんの物騒なモン出して！」
「あの娘には花見の時借りがあるんで」
「待て！姫にあたったらどーするつもりだァァ！」
「そんなヘマはしねーや。俺は昔スナイパーというアダ名で呼ばれていたらいいのになー」
「オイィィィ！それってただの願望じゃねーか！！」
そんな後ろでバカやってる二人をほったらかして俺は姫様とチャイナ娘に大人しく出てこいと言うつもりだったが…
「松平が言っていた真選組ってアンタらか。」
静かな声が同時に巨大な影と俺達を包んだ。
△△△
“それ”はものすごい速さで落ちてくる。いや、降りてくる。着地点はパトカーだ。
まずい、そこには近藤さんが…！
「近藤さんお前ら！よけろォォォ！！」
「「「ギャァァァア！！」」」
────爆発が起こった。小規模だが。
爆発に巻き込まれた隊員達(近藤さん含める)はのびてる。
「ふゥ…見せしめはこれでいいやろ。」
爆風から出てきたヤツ…
「そよ姫様は見つけたん？」
黒髪をなびかせでけェ剣を鉄屑に刺したまま俺達を見下ろす。切れ上がってる目は光などなく真っ黒に死んでる。そこで初めて女だと気づいた。
「てめェ何者だ。」
「その言葉は随分と久しぶりや。私は東雲A、そよ姫様と将軍様の
護衛だァ？
女は鉄屑に刺さってる剣を抜くと背中に差して真っ直ぐに俺の所に歩いてきた。
俺は警戒する。
「そう警戒せんくてもええよ。真選組ってどんな人達かなって思って知りたかったんや。特に局長の近藤勲に会ってみたかったの。松平が情に溢れたバカな人間だって言ってたから。」
「いや、その前にお前がやっちゃってるけど。そこでのびてるんだけど。」
「なんや、暑さにでもやられたんか？情けないな。」
「いや、やったのお前ェェェ！！」
.
第10訓 同じ黒髪仲間として頑張りましょう！！→←第8訓 廃刀時代なのに思いっきりデカイ剣を持ち歩く。まァ、幕府の人間ですから
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迷い猫 - 絵うま！！絵うま！！絵うま！！絵うま！！絵う((( 殴面白いです‼頑張ってください！ (2021年10月11日 7時) (
レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ライさん» お褒めに預かり光栄でございますっ！！これからもよろしくお願いしますね！！ (2019年6月22日 23時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ！素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい！応援しています。 (2019年6月21日 20時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます！！そのような誉め言葉嬉しい限りです。これからも応援よろしくお願いしますね！(^-^) (2019年6月9日 5時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初めて拝見させて頂きました ! 文章もわかりやすく、とても読みやすいです。これから物語がどう展開していくか楽しみです ! 応援してます ! (2019年6月9日 0時) (レス) id: d2be23fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：運動系引きこもり | 作成日時：2019年5月19日 22時
