第21訓 偽物と本物の違いを見極めるコツ？んなもん自分で考えろ ページ21
「トシィィーー！！！無事かー！！心配したぞお前とAさんが囲まれたって聞いて援軍に……あれ」
「……あぁ、大丈夫だ。アイツがやった。」
流石だな！と近藤は感心するが土方は静かに対抗心を燃やしていた。土方は腕を掴んだとき思った。
あんな華奢な腕であんな大剣を振り回したのか、と。でも、怪力女ならそこらかしこにいる。それに戦い方に少し見覚えがある気がする。
しかし何処で？気づけばあの女の事でいっぱいいっぱいになる。
「クソッ！」
「トシ！？どうした！？」
祭りが終わったら徹底的に調べてやる。土方はそう心に誓った。
△△△
テロだ！と叫び、悲鳴と混乱がごちゃごちゃになってるこの空間で二人の男は他に紛れて逃げずになにやら話をしていた。
「覚えているか？銀時。俺が昔、鬼兵隊って義勇軍を率いていたのをよォ。そこに三郎って奴がいてな。剣はからっきしだったが、機械には滅法つよい男だった。」
三郎、と聞いて銀時は内心反応する。聞き覚えがあるからだ。
「俺は戦しに来たんじゃねェ。親子喧嘩しに来たんだって、いつも親父の話ばかりしてるおかしな奴だったよ。だがそんな奴も親父のとこに帰る事なく死んじまった。全く酷い話だぜ。」
俺達は天人から必死に国を護ろうと戦ったってのに。そんな高杉に銀時は「けしかけたのはテメーか。」と問いかける。
「けしかける？バカ言うな。立派な牙が見えたんで研いでやっただけの話よ。分かるんだよ。俺にもあのジーさんの苦しみが、俺の中で未だに黒い獣がのたうち回ってるもんでなァ…。」
暗闇の中、照らしてくれ、と殺せ殺せ、とそんな声が聞こえてくる。
「過去から目ェそらしてのうのうと生きてるてめーにもう牙はねェ。牙をなくした今のてめーに俺達の気持ちはわかるまい。」
そこで異変に気づいた。刀が動かない。そして足元には数滴の血。
「高杉よ。見くびってもらっちゃ困るぜ。獣くらい俺も飼ってる。」
銀時が高杉の刀を掴んでいた。銀時の手からはポタポタ、血が流れていく。
銀時が次のセリフを言おうとしたとき、何かが横切った。
黒い、けれど美しい艶のある色だ。しかしその艶は本物みたいに輝いていない。
銀時達はそれにぶつかる。「あ、すみません。」とわざわざ立ち止まって頭を下げるそれは、銀時達を驚かせるには十分だった。
「！テメェ…」
△△△
第22訓 シリアスシリアルシリアスシリアルシリアスシリアルシリアスシリアルシリアスシリアルシリアスシリアルシリアスシリアル……意味分からん→←第20訓 やばい、書きたい事がありすぎて字数が…
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迷い猫 - 絵うま！！絵うま！！絵うま！！絵うま！！絵う((( 殴面白いです‼頑張ってください！ (2021年10月11日 7時) (
レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ライさん» お褒めに預かり光栄でございますっ！！これからもよろしくお願いしますね！！ (2019年6月22日 23時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ！素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい！応援しています。 (2019年6月21日 20時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます！！そのような誉め言葉嬉しい限りです。これからも応援よろしくお願いしますね！(^-^) (2019年6月9日 5時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初めて拝見させて頂きました ! 文章もわかりやすく、とても読みやすいです。これから物語がどう展開していくか楽しみです ! 応援してます ! (2019年6月9日 0時) (レス) id: d2be23fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：運動系引きこもり | 作成日時：2019年5月19日 22時
