兄弟に愛されて…

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―星波sideー
碧の見たテレビは俺も少しだけ見た。
だけどそんな妖怪…居たかな？

碧は早送りをしていると千知が止めた。

千知「ストッープ！」

未来「千知、分かったのか？」

千知「これとちゃう？狼男。」

確かにそこには狼男の絵柄と説明が書かれていた。けど人を襲うようなことは書いてない。

星波「碧、これなのか？」

碧「いや、碧がみたのはこれではなくこの狼男の次に出てくる妖怪です。」

そして狼男の紹介のあとそこに出てきたのは…
ヴァンパイア。

麻琴「吸血鬼…？」

碧「はい。一旦停止させて…っと。見てもらうとわかる通りヴァンパイアは朝は弱くて人を襲うような妖怪です。
朝は普通の人間ですが、夜になると先ほどの狼男のように豹変して…」

つばさ「なら、ほのかちゃんはLeeと未来のことを吸血鬼って思ってるってこと？」

乃愛「だけどその二人だけって可能性はないですよ。」

望夢「ん？どういうこと？」

詩音「Leeと未來くんが怖がられてるのなら俺らもヴァンパイアとして扱われているのかもしれない。」

翔「誤解を早く解かなきゃ！」

未来「皆はここで待っててくれ。俺とLee、陽稀と星波で探す！」

麻琴「いや、僕たちも行くよ。」

陽稀「だけど連絡がとりずらい。」

つばさ「なら、碧と望夢にいってもらおう。6人なら出来るだろ？」

Lee「ありがと。皆はほのかがここに帰ってくるかもだから待っててくれる？」

詩音「うん。じゃあ、いってらっしゃい！」

そういって俺たちはほのかを探しに行った。

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