兄弟に愛されて…

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ﾁｭﾝﾁｭﾝ

小鳥のさえずりと共に起きるとカーテンが開く音がした。窓の方を見ると未来とLeeがいた。

Lee「あ、ほのかおはよー！」

未来「目、覚めた？」

『お、おはよ。どうしてここにいるの…？』

未来「えっ？あー、今日はなんだかほのかの顔が見たくなってさ。」

Lee「俺と未来くんでほのかの部屋に入ったときにまだ寝てたからさ。ほのかの寝てる間に『襲おうとしたの…』えっ…？」

『未来たちって朝は弱いんじゃ。』

未来「ほのか？なにいってるの？」

『だ、だって…！昨日の夜、私はLeeの部屋にいって…そこで…』

Lee「ほのか…どうしたの？熱あるの？」

そういってLeeは私のそばに駆け寄った。
けど私は昨日の夜に見てしまった夢なのか現実なのか分からない四人がヴァンパイアということに恐怖を持っていた。

『嫌…』

Lee「え？」

『やめて！』

そういって私はリビングに走っていった。
そして玄関で靴もはかず飛び出した。外は雪が積もっていて足がとても寒かった。

それでも四人がヴァンパイア…どうして。
夢であってほしい。現実なんて…ヴァンパイアなんて信じない！
そう自分に言い聞かせていた。
四人は絶対にヴァンパイアじゃないと…。。。

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