兄弟に愛されて…

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−朝ー

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

私は鳥のさえずりで目を覚ました。
ゆっくり伸びをするとまだ私の膝で寝ていたLeeがゆっくりと起き上がった。

『あ、Lee、おはよう！』

Lee「おはよう！よく寝てたぁー！」

『ほんと？膝枕で寝心地悪かったでしょ？』

Lee「ううん！そんなことないよ！」

すると上にいた皆も降りてきた。

麻琴「おはよう！」

『おはよう！』

詩音「一階組はLeeとほのかちゃんだけしか起きてないんだね！」

『そう、未来と星波と陽稀は寝てるねw』

私がそう話していると、千知くんが麻琴くんになにかを深刻そうに話しかけていた。

千知「なぁなぁ、麻琴くん。ほのかちゃんにあの事言わないといけないんじゃないの？」

碧「たしかに、その方がいいと思います」

麻琴「んー。でもなぁ…」

『なにか、あったの？』

私がそう言うと皆は少し黙った。
そして、麻琴くんが口を開いた。

麻琴「実は、THEHOOPERSを卒業することになったんだ」

『え？』

麻琴「本当は早く言わなきゃだったんだけど、なかなか勇気がでなくて。」

『なら、この家から出てくってことはないよね！？』

麻琴「それはないよ！けど、活動は辞めるってこと。」

『そっか。寂しいけど麻琴くんの選んだ道だもんね！私は応援するよ！』

麻琴「ありがとう！ほのかちゃん。」

聞いたときはびっくりだったけど、私は前向きに応援することにした。

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