429 ページ29
―星波sideー
ほのかが涙を流して俺達から離れていった。
乃愛「僕、ほのかちゃんの様子を見てきます！」
未来「ありがとう。」
陽稀「じゃあ、乃愛に頼んでも良いか？」
乃愛「はい！任せてください！」
そういって乃愛はほのかを追いかけていった。
星波「とりあえず俺たちはLeeに会いに行くか。」
そういって俺たちはLeeの病室のドアを開けると上半身だけ起き上がっているLeeがいた。
Lee「あ…皆…」
千知「Lee〜！起きてたんだね！」
未来「Lee、目が覚めたのか？」
Lee「うん。気づいたらほのかがいて…」
望夢「ほのかちゃんとなにかあったの？」
Lee「…」
翔「Leeさん？」
Lee「俺…ほのかに最低なことした。ほのかのことなにも分かってやれなかった。」
陽稀「何があった？」
麻琴「僕達でよければ聞くよ？」
Lee「実はほのかに「好き」って言ってほしいっていったんだ。最初はほのかも照れててなかなか言ってくれなかった。
ほのかは俺になんで言ってほしいのか聞いてきた。」
つばさ「でもほのかちゃんが泣く理由は今のところないよね。」
Lee「だけど、俺がもし死ぬ前とかダメになったときの助けや勇気づける言葉として思い出したいからって伝えたんだ。」
碧「そうしたらほのかちゃんは？」
Lee「それはできないって。目も覚ますことが出来たのに死ぬはずがないって。」
詩音「そういうことだったんだね。」
Lee「皆、ごめん。迷惑かけちゃって。俺はもういいからほのかを探してきてあげて？」
陽稀「だけど…」
Lee「こんな未熟者でほのかの気持ちも分かってあげられないやつに構ってたらだめだよ…」
俺はこのとき感じた。
Leeの心はもう冷たくなっていると。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すみれ乃愛君推し - ほのみらさんの書き方好きです！内容もまとまっていてとても読みやすいです！ (2018年7月13日 12時) (
レス) id: 154c989863 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ乃愛君推し - 更新ありがとうございます！最近元気無かったけど、これ読んで元気出ました( *´艸)がんばってください！更新楽しみにしてます！ (2018年7月9日 14時) (レス) id: 154c989863 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ乃愛君推し - 麗くんと海くんも出てくるんですね！(凄く嬉しいです( 〃▽〃)) 次の更新も楽しみです！ (2018年6月8日 0時) (レス) id: 154c989863 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ乃愛君推し - 更新ありがとうございます！次の更新も楽しみです！ (2018年6月5日 15時) (レス) id: 154c989863 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ乃愛君推し - 最近、更新してないようですが、大丈夫ですか。ほのみらさんのペースで書いていって下さい。楽しみです。 (2018年3月16日 19時) (レス) id: 154c989863 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほのみら | 作成日時：2018年1月23日 23時
