兄弟に愛されて…

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―ほのかside―
しばらくすると担当医が来てくれた。

担当医「ほのかさん、どうかしましたか？」

『すいません。今日だけ短期退院という形で家に帰ってもいいですか？』

担当医「え？」

『無理言っているのは分かってます。でも、どうしても帰らなきゃ行けないことがあって。』

麻琴「僕たちからもお願いします。」

千知「ほのかちゃんに何かあれば僕たちがちゃんと守りますから。」

『責任は私がおいますから。』

担当医「分かりました。少し心配ですが皆さんがいてくださるなら今日だけ退院というかたちにしましょう。」

『ありがとうございます』

担当医「でも明日の午後3時までには戻ってきてください。検査があるので。」

『分かりました。ありがとうございます』

私は担当医にそういって皆に協力をしてもらって病院を出る準備をした。
そして10分後私と皆で病院を出た。

『未来、ちゃんと聞いてくれるかな。』

碧「大丈夫だよ。未来くんなら話ちゃんと聞いてくれる。」

翔「僕たちがほのかちゃんのお見舞いに行く前に未来くん、ほのかちゃんのこと心配してたからさ。」

『そっか。』

そういって私は星波の車で家に皆で向かった。
そして家についたときに私はふと違和感を感じた。
未来の靴がなかったから。どうして…？

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