兄弟に愛されて…

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―ほのかside―

私が目を覚ますとソファーに寝ていた。
そういえばまた過呼吸になったんだった…
私は上半身だけ起こすと皆は朝ごはんを楽しそうに食べていた。ふと未来をみると一人無言で食べている。

(やっぱり、私のせいなのかな…)

未来が元気がないのは私のせいだと勝手に決めつけるようになっていた。
自分が嫌で、皆にも迷惑かけてばっかり。
そんなことを思っていると胸がいたくなって涙が出てきた。すると異変に気づいたのかLeeと星波が来てくれた。

Lee「ほのか？あ、起きたんだね？」

星波「どうした？」

『ううん…なんでもない…』

星波「朝御飯出来てるけど食べるか？」

『ごめん…お腹すいてないんだ。』

私のバカ！
こんなこと言ったら余計未来と距離が遠のくのに口だけが勝手に動いていた。
すると未来が立ち上がり部屋に戻ろうとしていた。私はさっと立ち上がり皆に背を向けて歩く未来の背中に抱き付いた。すると未来はその場に立ち止まった。

未来「ほのか…？」

『ごめん…未来、ごめんね…未来が昨日話しかけてくれたのに…答えられなくて。未来のこと大好きなのに…』

すると未来は私の手を離して私の方を向いた。

未来「俺は、昨日の夜のことはもう気にしてないよ？俺はほのかの体調が心配。」

『えっ…？』

未来「皆もそうだと思うよ？それに…昨日はあんな当たりかたしてごめんな？
俺も悪かったよ。」

『ううん。私が悪かったんだから。だから…』

未来「ほのか？あんまり自分を責めすぎないで？俺も皆もほのかがいつもと違うと心配だから。」

『分かった。』

未来「仲直り、」

そういって私たちはお互いに仲直りをすることができた。

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