兄弟に愛されて… (ページ44)

今日:6 hit、昨日:35 hit、合計:31,998 hit

94 ページ44

-翌日ｰ
私は未来たちが起きる前に朝御飯を食べて支度をした。
未来たちは7:30頃に起きてきた。
私はなるべく昨日のことがあってから会わないようにしていた。

『よしっ！準備完了！』

昨日は未来たちの部屋でいつものように一緒にベッドでは寝ずに、別部屋のソファーで寝た。
だから、体が痛い。

私はそんな痛めた体を少しストレッチしてほぐしてから未来たちにばれないように8:00前に家を出た。

家の前に行くともうすでに健水が来ていた。
私は嬉しくなっていつものように健水に抱き付いた。

健水「おはよ…っておい笑急に抱きつくな笑」

『だって、会いたかったんだもん！』

健水「俺もやで？ってか、ほのか。目どうしたん？」

『えっ？』

健水「ほのかのことやから昨日泣いてたか？」

『…なんで分かったの…？』

健水「やっぱり、そーやねんな。何かあった？話聞くで？」

優しい健水。
でも、私は首を横にふった。

『ううん！大丈夫！』

健水「そっか。またなんかあれば言えよ？」

『うん！』

健水「ほんなら、行くか！どこ行きたい？」

そういって健水はスマホを取り出して調べ始めた。

『私、水族館いきたいっ！』

健水「おー！えーな！ほんなら、こっちやな！」

健水は家の前の道を案内してくれてバス停まで連れていってくれた。

健水「このバス乗っていこか！」

そして、私たちの楽しい旅が始まった。
昨日のことは忘れよう。

でも、これを未来たちに見られているとは思ってもいなかった。