兄弟に愛されて…

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胡桃「でさー、明日…ってほのか！？」

奈波「えっ！？ほのか！？陽稀も！？」

『二人とも久しぶり！』

陽稀「よっ、( ￣ー￣)ﾉ、」

胡桃「ほのかー！会いたかったよぉ〜！」

『私もっ！ごめんね？心配かけて。』

奈波「ううん！寂しかったけど来てくれて嬉しいよっ！ねぇ、そういえばさ、未来先輩と星波君とはどうなの？」

『まぁ、そこそこ 笑』

陽稀「おいっ、ほのか？俺、忘れてないか？」

『ちょっと、ここで言わなくても…』

胡桃「なになに？今度は陽稀になっちゃったの？お兄さん泣くよ？」

『なんで未来が泣くの…笑』

奈波「ってかさ、陽稀はどうしてたの？」

陽稀「俺は、ほのかの家に住んでるよ？俺とほのかは実は家族で、未来たちの家にほのかが養子として行ってたんだ。」

『それで、私も陽稀の家ですごそうか迷ったけど、私たちの実の父親が出てけって…
それで、今は未来、陽稀、星波と同居してるんだっ！』

奈波「なるほどねぇー！」

胡桃「あっ、ねぇねぇほのか？」

『ん？なに？』

胡桃「バレンタインの日って空いてる？」

『バレンタイン？あー、空いてるよ？なんで？』

奈波「お出掛けしよっ！」

『二人は日程決めるの早いねぇ 笑』

胡桃「いいじゃーん！行こうよっ！」

『いいよ！でもこの日、学校だよ？』

奈波「学校終わってから‼それがJKの定番っ！」

『了解っ！楽しみだねー！』

私はワクワクしていた。
でも、このバレンタインの日が一番未来、陽稀、星波の3人との距離をとったきっかけになることを私は知らなかった。

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