9話 ページ9
安「あっ、Aさん、送っていきますよ。」
そう言って安室さんは車にエスコートしてくれた。
「・・・ありがとうございました。お金・・・他にも色々。ハムサンドもすごく美味しかったです。なんか常連さんになっちゃいそうです!!!」
安「気に入っていただけたならよかったです。」
そう言って安室さんは車を出発させた。
そして気になっていたことを訪ねた。
「あのぅ・・・何か手伝ってほしいことがあったら遠慮なくおっしゃってください。この一週間、私何もしてないので。」
安室さんと暮らし始めてまず驚いたことはご飯をすべて作ってくれるところだった。
探偵だからか、私がスーパーのお惣菜や菓子パンなどで食事を済ませていることに気づいた安室さん
は朝ごはん、夜ごはん、更にはお弁当まで作ってくれる。
しかもめちゃくちゃ美味しい。
掃除もごみ捨てもいつの間にか終わっている。
だから私は自室を片付けるぐらいしかやることがない。
でもこれって・・・よくないよな。
だってお世話になっている身だし、迷惑しかかけてない。
一人の社会人、一人の女性としてよくない気がする。うん。
手伝えることがあったら手伝おう・・・しばらく前から考えていたこと。
やって聞けた・・・と安心しつつも、いや遅すぎ?と焦っている自分もいる。
安「大丈夫ですよ。たまにハロの面倒でも見ててくれれば・・・。」
安室さんの言葉に余計不安を抱く。
ハロの面倒ってむしろご褒美じゃん?なんか・・・家事ぐらいなら全然やるんだけど・・・え、むし
ろ迷惑?私が手を出す方が迷惑ってこと!!??
なんかもう考えるのに疲れた私は「そうですか」と一言だけ返事をした。
すると安室さんは言った。
安「・・・そういえばAさんって警察官なんですよね?なんでなったんですか?」
「私ですか?う〜ん・・・話すと長くなりそうなんですけどそれでもいいなら。」
「ぜひ聞かせてほしいです」と安室さんは言って、私は小さいときのことを話し始めた。
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降谷くんの嫁(プロフ) - 電車の中で読んじゃった。゚(゚´ω`゚)゚。 (2月12日 18時) (レス) @page39 id: 477f3f4110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 21時