5話 ページ5
私は目が点。
えっと・・・この人、風見って人じゃないの?
まさか別人!?いやそんなわけ・・・。
名前呼び間違えたのかな?
ひとりで百面相をしていると、安室さんが言った。
安「すみません。この男に見覚えはありますか?」
「・・・あっ、いえ、まったく。あのぅ、少し疑問だったんですけど、そこの飛田さん?って風見さんって人なんじゃないですか?」
すると安室さんの目がギラリ!!!
風見さんも鋭い目つきになった。
安「・・・風見を知っているのか?」
安室さんの鋭い声。
別に知ってるわけじゃないんだよなぁ・・・勝手に認識しちゃってるだけで。
なんて説明しようか頭を捻っていると、安室さんが再び口を開いた。
安「説明してもらおうか・・・なぜ風見を知っているのか。まぁ、とにかく風見はこいつを連れて行ってくれ。あとは僕に任せて。」
そして風見さんは犯人を連れて出ていき、私と安室さんが部屋に残った。
とにかく私は安室さんにすべてを話すことにした。
「えっと、私、警察官なんですけど、今日仕事である家に向かったとき、風見さんと安室さんの存在を知ったんです。・・・といっても安室さんの名前を知ったのは今です。風見さんは安室さんが呼んでるのを聞いて知りました。特に面識はありません。ですからそれしか知りません。」
安「そうですか。風見は僕の助手で・・・すみません、態度が悪くなってしまって。」
職業柄疑うのが癖で〜なんて苦笑いを浮かべた安室さん。
よかった、なんとか平和に収まった。
すると思い出したかのように安室さんは言った。
安「実は僕、探偵業とは別に喫茶店で働いているんです。よければ来てください。お詫びとしておごり
ますので。」
「え、いいんですか!?」
安室さんの素敵なお誘いに私はもうルンルン!!!
仕事の息抜きにもちょうどいいし、ここはぜひ甘えさせてもらおう!
「じゃあ、今度行かせてもらいますね!」
安「はい。毛利探偵事務所の下にある喫茶店ポアロというところです。」
うわぁ・・・楽しみ!!!
そんなうきうき気分も束の間。
安「そういえば、あれ、どうしましょうか。」
・・・・・あれ?
安室さんの指がさされた方を見るとそこにはでっかい穴の空いた玄関。
冷たい風が入ってきている。
ここで新たな事件発生です・・・・・。
28人がお気に入り
「名探偵コナン」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
降谷くんの嫁(プロフ) - 電車の中で読んじゃった。゚(゚´ω`゚)゚。 (2月12日 18時) (レス) @page39 id: 477f3f4110 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 21時