27話 ページ27
正直、なんて言うべきかわからなかった。
確かに隠し事だらけで、少し寂しかったし、悲しい気持ちもあった。
でも・・・降谷さんは自分の立場と、私のことを考えてくれた。
その結果がこれなのだ。
降谷さんが謝る必要など、全くない。
私はありのままの気持ちを素直に伝えればいいだけ。
「降谷さん、大丈夫ですよ。」
安心してほしい・・・その気持ちを伝えるために、私は言った。
「確かに隠し事は悲しかったです。そして・・・寂しかった。でも、降谷さんが私のことを考えた結果がこれなら、私はいいです。そんなことより、これからも私の恋人として一緒にいてくれますか?」
降「・・・もちろんさ。」
降谷さんのその一言に私はひどく安心して、気づいたら意識が遠のいっていった。
薄れゆく意識の中で願ったのは、この時間が夢じゃありませんように・・・その一つだけだった。
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降谷くんの嫁(プロフ) - 電車の中で読んじゃった。゚(゚´ω`゚)゚。 (2月12日 18時) (レス) @page39 id: 477f3f4110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 21時