24話 ページ24
安「どうしたんですか、こんなところに呼び出して。なにかありました?」
「はい。私の気持ちがまとまったので、お伝えしようと思って。」
その夜、私はお風呂から出てきた安室さんを呼び止めた。
とても緊張するけど、安室さんの優しい空気に和む。
すると安室さんはにっこり笑った。
安「・・・僕から言うべきなのか悩みますね。」
「安室さんのことを私は、いい人だな、完璧な人だなと思っていたんです。とても紳士的で、すごいなって・・・。デートに誘われたときはとても驚きました。私が?って。都合の良い夢でも見てるんじゃないかって。」
安室さんは静かに私の話を聞いてくれる。
「安室さんと一緒に過ごす時間はとても幸せで、特別な時間です。だからその分、不安でした。私なんかで安室さんに釣り合うのかと。ふさわしいのかと。」
「それで・・・見てしまったんです。あの・・・きれいな女性の方、ベルモットさん?と一緒にいるところを。あぁ、お似合いだなって、そう、思って・・・。」
安「見られちゃいましたか。」
「で、すごく悲しくなって・・・。多分、私は貴方に惹かれているんです。一人の男性として。だから、教えてください。私のこと 安「わかりました。」
いつになく真剣な表情にドキッとする。
安「僕は・・・貴方のことが好きです。」
そう言って、私の手を握る。
安「あの女性は僕の仕事仲間です。僕が思っているのは貴方だけ・・・Aさんだけなんですよ。僕と付き合ってください。」
その言葉に涙が出る。
「・・・よろしくお願いします。」
こうして私達は交際をスタートした。
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降谷くんの嫁(プロフ) - 電車の中で読んじゃった。゚(゚´ω`゚)゚。 (2月12日 18時) (レス) @page39 id: 477f3f4110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 21時