23話 ページ23
梓「・・・どうしたんですか?Aさん。いつもより元気ないですね・・・」
気分転換にポアロに行くと、安室さんは非番だったらしく、梓ちゃんだけがいた。
梓「あ、もしかして安室さんですか?ついに告白!?」
そう図星をついてくる梓ちゃんに苦笑いをしながら答える。
「実は私、安室さんとデートしたんです。それでなんか私・・・調子に乗っちゃったみたいで・・・。安室さんにはもう相手がいるのに一人で勝手に勘違いして・・・ばかみたいですよね、私・・・。」
安室さんにはもう、あんなにきれいな人がいるのに私は勝手に勘違いして・・・。
だけど梓ちゃんは私の話を聞いてにっこり笑った。
梓「安室さんのこと、好きなんですね。」
「え・・・っと」
恥ずかしくなって、思わずうつむく私に梓ちゃんは言った。
梓「Aさんも知っている通り、安室さんはとても優しい人です。そんな女性を勘違いさせるようなことは言ったりしません。きっとなにかの誤解ですよ。安室さんを信じてあげてください。」
その言葉がとても心に響いた。
そうだ、私、直接安室さんに聞いてない。
勝手に憶測で決めつけて、一人で悲しんでいるだけ。
そして、私はパッと顔をあげて、言った。
「ありがとう!梓ちゃん!!!」
梓「はい!頑張って!」
そして私はスマホを取り出し、安室さんに一通のメッセージを送った。
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降谷くんの嫁(プロフ) - 電車の中で読んじゃった。゚(゚´ω`゚)゚。 (2月12日 18時) (レス) @page39 id: 477f3f4110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 21時