14話 ページ14
で、なぜこうなった・・・。
今居るのは喫茶店ポアロ。
目の前にいるのは私が今担当しているストーカー被害にあっている鈴木財閥のご令嬢の鈴木園子さ
ん。
そしてそのお友達でとっても強いらしい毛利蘭さん。そしてなぜか・・・コナン君。
コナン君ってあの工藤くんの家に住んでいるんじゃなかったっけ?
なんでここに・・・?
疑問がたくさん浮かび上がる中、私はとりあえず仕事を済ませることにした。
「それで・・・例の件なんですけど。」
そう私が言い始めると、鈴木さんはあぁ!と声を上げた。
鈴「そう、それ!!!私、最近あの人かなぁって思う人見つけたのよ!蘭知ってる?同じクラスの渡辺
くん・・・ちょっと一時期性格悪いって有名だった子よ!」
すると毛利さんもあぁ!と声を上げた。
私はその情報を黙々とパソコンに打ち込む。
なるべく簡潔に、なるべく丁寧に。そして報告書が書きやすくなるように・・・。
「その根拠は?」
鈴「実は、お金持ちと結婚したいらしくて・・・一時期私の周りばっかりうろついていたのよ。周りの子が色々言ってくれたからあんまり大きな騒ぎにはならなかったし大丈夫だったけど、殺してやるなんて物騒なこと言ってたからちょっと怖かったのよ・・・まぁ、それから学校も不登校になったし、あんまり気にしてなかったけど!今思うと怪しいわね・・・。」
ふむふむ・・・。
蘭「園子のあとすごく追ってて、当時は周りの子みんなが渡辺くんのこと嫌ってました。少しいじめられてる感じもしたし、相当みんなに嫌がられてたんだなぁ・・・と思います。」
「そうですか、ありがとうございます。」
そう言って私はせっせとパソコンに打ち込む。
すると頼んでいた注文の品を安室さんが運んできた。
安「お待たせいたしました・・・なんのお話ですか?」
蘭「園子がストーカー被害にあってるんです」
えぇ!と少しわざとらしく驚く安室さん・・・これは話を盗み聞きしてたな。
さすが探偵さん・・・色んなとこに気を配ってるんだなぁ・・・。
そんな事を考えていると、安室さんは言った。
安「でしたら僕で良ければお力添えしますよ。帰り道危ないですから送っていきます。」
・・・ん?
思わずパソコンを打つ手を止める。
前を見ると、毛利さんとコナン君は驚いた表情、鈴木さんは・・・嬉しそうな顔をしていた。
私は・・・正直複雑な気持ち。
実は私はちょっと・・・ちょっとだけ安室さんを異性として意識していた。
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降谷くんの嫁(プロフ) - 電車の中で読んじゃった。゚(゚´ω`゚)゚。 (2月12日 18時) (レス) @page39 id: 477f3f4110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 21時