運命の人に手が届かない (ページ1)

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　１話ページ1

鳥のさえずり、暖かい日差し、とても清々しい朝を迎えた私、橋本Aは今日から警察官。

私が所属する部署は、生活安全課で、主にストーカー被害、悪徳商法、少年非行といった身近な問題について取り組むのが生活安全警察・・・というもの。

とっても不安だけど、まぁとにかく頑張ろうと心に誓って、私は今日から仕事に励む。

今の時刻は午前５時。

今までは実家ぐらしだったから家の人がサポートしてくれてたけど、これからは自分ひとりだから大
変だなぁ・・・。

といってもほとんどの家事には自信はある。

ただ、私はとっても料理が苦手。ただそれだけである。

朝ごはんを求め、冷蔵庫を開けるとそこにはお惣菜とタッパに詰め込んでいるおかずたち。

その中からテキトーに選び、レンジにつこっんで、洗面台に向かう。

そして顔を洗って、ご飯を食べて・・・あ、ちなみに私は朝ごはんは和食派。

そして、食器を洗って・・・と、そんなこんなでもう６時近く。

あとは荷物の確認をすればいける！！！というところまでなんとか準備しを得ると、スマホの着信音
が響いた。

相手は妹の桜。たった一人の私のかわいい妹だ。

　妹「もしもし？おねえちゃん？ちゃんと起きれた？」

「もちろん！ごめんね！心配かけて。もうでるとこ。」

安心させるように元気な声をかけると、心底安心したように桜は言った。

　妹「よかった〜。みんなで心配してたんだよ？でも安心！ちゃんと起きれたみたいだし。今度ご飯作り
に行くね。じゃ、仕事頑張って！！」

軽く挨拶を交わして電話を切ると、ちょうどいい時間になっていた。

そしていざ！警察署へ！！