２０５、戸惑う ページ15
「えっ？」と戸惑っていると、「池山、さっき面接しただろ？話があるって」と告げられる。
A「お電話変わりました。西野です。先ほどはありがとうございました」
池山「あ、池山です。さっきはお疲れ様でした。えっと結果なんですけど、採用です。来れますか？」
A「えっ？はい…」
戸惑っていると
池山「大丈夫？分かってる？はいって言っちゃったよ？逃げられないけどいいの？」
笑いながら池山さんが突っ込んできた。
A「えっ、『はい』でいいんですけど、そんなすぐに結果出しちゃって大丈夫なんですか？」
池山「フフフッ大丈夫も何も、最初からほぼ決まりだったんだから。
面接は名目。まぁ短時間でどのぐらい準備するのかって言うのは見てたけど、服も履歴書もちゃんと準備できてたしね。あとは興味本位でいろいろ聞いちゃった(笑)」
すっごい突っ込んでくるなぁと思ってたけど、興味本位だったの？戸惑っていると、
池山「とりあえず、明日、そうねー17時過ぎに会社に来てもらえるかしら？どんな会社か見ておきたいでしょ？書類も書いてもらわなきゃだし。
あと、アルバイトできる？夏休み使って試用期間みたいな形で仕事覚えてもらえると嬉しいんだけど。時間とかは調整するから…どう？詳しいことは明日話すわ」
A「大丈夫です。明日うかがいます。ありがとうございます」
そういって電話を切った。
なんとも急な展開に呆然としていると、東山教授が笑う。
東山「西野でも戸惑うんだな？」
A「当然ですよ。だって２，３時間前に紹介していただいた話がもう採用だなんて…」
東山「オレが紹介した時点で採用なんだよ。紹介できる学生ってことでね」
A「顧問の権限ですか？」
東山「フフッさすが！ちゃんと見てるんだな。でも権限なんてない。口を出したことも一度もない。名ばかりの顧問さ」
A「口を出す必要がないってことですよね？相当優秀な会社ですもの」
東山「さすがだな。今日は楽しい日だな。西野の実力をいろいろ見せてもらえた。院を強く勧めておくんだったな」
A「院に進まなくても、ご縁は切れませんよね。全部ご存知の上でのことでしょう？」
私の言葉に教授はにっこりと微笑んだ。
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あい(プロフ) - 黒衣さん» 黒衣ちゃ〜ん！ありがとう。いっぱいイチャつかせちゃった(笑)大学卒業の頃って変化が激しくて、いろいろ考えたり悩んだり夢を抱いたり… とっても素敵な時期だから挑戦してみたけど、難しかったぁ〜。私がお姉さんになりすぎてて大変さが増したよ(TT)緑の彼もがんばる (2019年6月27日 5時) (
レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ゆきままさん» ゆきままさん、ありがとうございます。気に入っていただけて嬉しいです♪実はハラハラドキドキな作品に憧れて、ぜひとも書きたいんですが…性に合わないのか、こういう感じになってます(笑) (2019年6月27日 5時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - Sakuraさん» Sakuraさん、ありがとうございます！みなさん、こっそりなんでコメントいただけると 喜んじゃいます(笑)それも嵌ってくださったなんて…顔ニヤけてます(*^-^*)次回作も頑張らねば！ (2019年6月27日 4時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - うぅ…終わってしまった…寂しい…がしかし！完結おめでとうです！翔さんといっぱいイチャついたぜ！と思いながらスッキリした読後感の作品を読ませて下さり感謝いっぱいです！脳内で社会人になっても時々ケンカする2人を思いニヤつきつつ緑の彼も楽しみにしてます！ (2019年6月23日 5時) (レス) id: 2ed1ba99cc (このIDを非表示/違反報告)
ゆきまま - 完結おめでとうございます！ほんわか心が温かくなる作品で、大好きでした！また次回作期待しております。 (2019年6月22日 10時) (レス) id: 6749c8d29b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2019年5月25日 7時
