葉山翔太の弟、(色々と)頑張ります！2 【葉山翔太】

また今度 ページ37

葉山裕太side


　
　『―――で、その後尾崎さん何て言ったと思います？www

　 「俺はな…頑張れば失敗はしない男なの…」

　 ってwwwwww』


木村「へぇーwwwwそうなんだwwww

　 にしても浩司くん、災難だったねぇ…wwwww」


　『え？そうですか？

　 だって気まずくありません？』

　3人中、2人がヘマをして、もう1人が何もやらかしていないなんて…！←


木村「えー？そう？」


　『そうですよ！

　 …あとなんか知りませんけど、佐藤さんと僕はこういう時、息がピッタリなんですよねw』


木村「確かにwwwwww

　 話聞いてて、めっちゃ思ったwwwwww」



　相槌(あいづち)を打ちながら、僕の話を楽しく聞いてくれる昴さん。


　あー。もっと話していたい…←


　そして、僕が話題を振ろうとした時―――――――



木村「あ、葉山くん。……そろそろ時間…;」

　
　……。

　ゑ？←

　これから話題を振ろうとしていたのに？

　ふざけんな時間。今だけは止まれ、時間←



木村「は、葉山くーん？;顔がすごいことになってるからー…;」


　『もう、帰らなきゃいけないんですか？』


木村「そうじゃなきゃ、使う人がここ(スタジオ)が使えないからねwwww」


　嘘だろ。

　まだ誰か使うのかよ。

　使わなくてよくない？だって、もう午後の3時よ？←


　
　『一体、誰がここを使うんですか…？』


木村「え、そんなに帰りたくないの？ww」←


　『いや、ただ僕がもっと昴さんと話したいだけです』←


木村「そんな理由で！？」


　『まぁ、次使う人が使えないのは困りますし…。

　 そろそろ帰ります…何かすみませんでした』


木村「いいよwwwまたニコ生とかで会えるし、また話そう？」


　昴さん…お育ちがいいことで…！←


　『じゃあ、今日はありがとうございました！

　 また今度、色々話しましょうね！』


木村「うん！俺はまだ少し片付けがあるから。バイバイ！」


　『じゃあ、失礼しまーす！お疲れさまでした！』


　お弁当箱を持って、リュックに入れる。


　…そういえば、次誰がここを使うんだろう。


　軽音部？

　どっかの学校の吹奏楽部？←

　バンドマン？


　僕は疑問を抱きながら、外に繋がる扉を開いた。

　
　すると――――


　『え？尾崎…さん？何でここに？』


尾崎「あー。俺のソロ曲、ここで録るんだ！wwwだから来たの！」


　あー…。

　そういうこと…使う人…へー…。



　『…さようなら』


尾崎「え！？何か冷たくない！？」

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