葉山翔太の弟、(色々と)頑張ります！2 【葉山翔太】

ただいま ページ27

葉山裕太side



山口「じゃあね。気が向いたらまた来な」


　『はい！今日はありがとうございましたwww

　 …次来る時は絶対、何か持ってきます』←


山口「いいよww大丈夫wwほら、結も」


結「…あ、えっと…その…ま、また来てくださぃ……」


　『はい。ありがとうございました』


　僕の言葉を最後に電車のドアが閉まる。

　結さんと山口さんが、小さく手を振ってるのが見える。


　結局、早く帰ろうと思っていたのに午後3時まで居座ってしまった…;

　しかも昼ご飯までお世話になったし…;


　あ、でも、一緒に昼ご飯作ってる時の山口夫妻は萌えたな←

　今でも思い出せる…。




―――――――――――――――――――――――


　『すみません…！昼ご飯まで作ってもらっちゃって…』


山口「大丈夫だよ。お腹、空いてるんでしょ？

　 すぐできるからちょっと待ってて…で、結は何をしてるの」←


結「あっ、あの…上にあるお皿が取れなくてっ……！」


山口「…これ？はい、どうぞ」


結「あ、ありがとうございます………////」


山口「ん、どういたしまして。ほら結、野菜焦げちゃう」


結「あ！」


　『((僕は空気…？))』←


―――――――――――――――――


　出来上がった焼きうどん、めっちゃ美味しかったし！wwww


　家帰ったらお礼のメール打っておこう…


　
　今日はお兄ちゃんにいろいろ悪いことしたな…

　家帰ったらまず、お兄ちゃんと夕ご飯作って、ゲームして…あとは


　って、最初にお風呂入るのが先かwwww




　あーあ、明日からまた仕事だ。


　お兄ちゃんにお弁当作るように言っておこう。

　明日は何の仕事かな。


　ソロ曲を録る？それともドラマトラックの録音？


　どっちにしろ楽しみだなぁ…



　「立川―、立川ー。お出口は右です」


　『お、着いた』


　電車を降りて、改札を出る。

　
　かなり人が多い時間帯ということもあって、改札機の周りが混雑している。


　改札機を出て、徒歩10分。

　本気で走れば7分←


　住宅街にかなり少し大きいマンションがあったら、そこは僕たちの家。


　エレベーターに乗って、3階のボタンを押す。

　エレベーターは50秒ほどですぐに着いて、またすぐに下に降りていく。


　そのまままっすぐ歩いて、金属製のドアの前に立つ。


　僕は深く息を吸い込み、うるさいくらいにこう言う。


　『お兄ちゃん！ただいま―――！！』


　すると、僕の声に気づいたお兄ちゃんは、優しい口調でこう言うんだ。


葉山「おかえり」


　って

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