葉山翔太の弟、(色々と)頑張ります！2 【葉山翔太】

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葉山裕太side


佐藤「ほんっとに、重いですね…この人たちは…！」


山口「そりゃあ男性ですからね」←


　『あ”−もう。河原さん煙草の匂いがすごい…』


　
　この日は佐藤さんが奢ってくれて、現在酔っ払い組を運んでる←

　いつかこの借りは返さなきゃな…;


　ちなみに僕が河原さんで、佐藤さんは尾崎さん、山口さんは小寺さんを背負っている。


山口「本当だったら、絡んできた先輩を背負いたくなかったです…」←


　『まぁ、これも一つの思い出ってことで…www』


佐藤「こんな最悪な思い出ありませんよ」←


　そう言うのも無理はないよね。


　だって佐藤さん、尾崎さんに首絞められてるし←

　あ、いや殺人的な意味じゃなくてね。


　ほら…人背負うときってさ、背負われる側は背負う人の首に腕回すじゃん？

　で、尾崎さんはその腕で佐藤さんの首を、すっげぇ絞めつけてるってわけ。


山口「もしかして、尾崎さん起きてるんじゃないんですか」


佐藤「起きてたら、新宿の駅前に放置します」←


　『最低じゃないですかwwww』




　程なくしてタクシー乗り場に着くと、佐藤さんは3人をタクシーの中に(乱暴に)入れた。


佐藤「それじゃあ、おやすみなさい。気をつけて帰ってくださいね」


　『はい、おやすみなさい』


山口「おやすみなさい…」



　あー…。やっと解放された←

　そういえば、山口さんとあまり話せてなかったから今チャンスじゃない？


　『あの…山口さんの家ってどこにあるんですか？』


山口「ここからすぐ近く。

　 ほら、あそこにマンションあるでしょ？そこ」


　『本当だ…』

　視界の100mくらい先に、僕のマンションより少し大きなマンションが見える。


　『え、ってことは…』


山口「ここでバイバイだねwwww」


　え。悲しい←


山口「あ、そうだ」


　『？』


山口「僕の家、来たかったら来ていいよ。…ちゃんとアポ取ってね」


　『え、行っていいんですか？wwww』


山口「いいよ。どうせ嫁と二人暮らしだし、遊びに来てくれると嬉しいwww」


　『わかりましたwww

　 それじゃあ、おやすみなさい』


山口「ん。おやすみ」


　そう言って山口さんはあのマンションへと帰って行った。


　…明日遊びに行こうかなwwww


　なんてことを考えながら僕も駅に向かっていったところで、ふと思い出した。


　
　『何か忘れてる気がする…』







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葉山「裕太から全然連絡来ないんだけど…;」

　

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