memory41〜昔の友も目の能力者〜 ページ6
ヒ・南・涼「はあああああああああああああ！？」
全員「……え？」
満面の笑みで緑川が「俺も目の能力者」と告げた。
その瞬間、アジトに三人の叫び声と数々の素っ頓狂な声が響いた。
それは本当に近所迷惑になりかねない程…うるさかった。
まあその中にアタシも入っているんだけどな。
ヒロト「え！？み、緑川も俺たちと同じなの！？」
緑川「うんそうだよ」
南雲「って事はよォ……今までずっと俺たちに隠してたのか？」
緑川「そうなるね」
涼野「言ってくれれば……と言おうかと思ったが、隠していたのは私たちも同じだからな」
緑川「あッでも、俺は三人も俺と同じだって事は分かってたよ！」
また緑川の何気ない一言に、「え”」と三人から濁った音が漏れる。
緑川「まあまあ、そんな事は置いといて！さあ！早速調べに行こう！」
全員「待て待て待て！」
緑川「え？」
何というかコイツ…自由奔放なんだろうか。
毎度アタシらが置いてけぼりになっているんだが…。
ヒロト「ちょっとォ！？勝手に話を進めないでよ！こっちは色々と聞きたい事が……！」
緑川「ん〜？それって俺の能力とかの事？それなら今から行く場所に向かいながら話すよ！ともかく……もう時間がないんだ。それにメカクシ団は依頼者の依頼を絶対こなしてくれるんでしょ？」
涼野「……取り敢えず行くとしよう。皆、早く支度を済ませろ」
こうしてアタシらは依頼者である緑川と一緒に、『目の能力』について調べる事になった。
簡単な身支度をして、急いで外に出ると既に団員たちが集結していた。
A「アタシで最後みたいだな」
涼野「そうだな。よし揃った事だし、私の力でいつも通り消すぞ」
皆いる事を確認すると涼野は目を赤く染めて、団員たちをぐるりと見渡す。
相変わらず何かの変化は感じられないが、本人は満足げにしているしきっと成功したんだろう。
緑川「おぉ〜！これが『目を隠す』か〜！やっぱ凄い能力だね〜！」
A「あ？その口振り……アンタ他の能力についても知っているのか？」
緑川「うん、大体はね。でも最近のは……まあ後で話すよ」
A「あっそ」
そこで会話が一時中断して、しばらくの間静寂が続く。
耳に入ってくるのは沢山の足音と呼吸音のみとなった。
すると…そんな静寂をヒロトの言葉が切り裂いた。
ヒロト「緑川……そろそろ君の事教えてもらっていいかな？」
と、緑川は悲し気に笑って一言。
緑川「……少し昔話をしよっか」
past story1〜とある孤児院の話〜→←memory40〜依頼者は昔の友でした☆〜
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＊彩葉＊(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜！ (2021年12月25日 10時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜！喜んでもらえて良かったです！！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ﾉありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - さくらもち。さん» ｱｯｱｯありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー！待ってました！！更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊彩葉＊ | 作成日時：2021年8月22日 17時
