memory53〜皆との再会〜 ページ20
A「あれが…例の風丸の家か…？」
コスモ「そうかもですね！今までこの森の中で家のようなものは見られませんでしたし…きっとそうでしょう！」
佐久間「でも…肝心な皆がいないのであれば、着いたにしろ意味無いんじゃないか…？」
A「ん…？待て…何故かアイツら既に到着してんだけど…」
霧野「ハアッ！？何でですか！？こっちは色々あったって言うのに！」
未だに「目で見通す」を発動しているアタシの目には、既に到着してまるでアタシらを待ちくたびれているような団員たちの姿。
…色々と問題が起こりまくったアタシらにとっては、少し腹の立つ光景であった。
まあ心配して探していたのは事実だし、怒りを抑えてアイツらの元に駆け寄る。
ヒロト「…あッ！Aちゃんたち！良かった〜来れたんだね！」
A「…何でアンタらはとっくに着いている訳？」
南雲「いや〜実はな…森の中をずっと彷徨ってたら、突然見ていた光景が変わってよォ…そしたら皆とも合流出来て、風丸に案内してもらって着いたんだよ」
A「言っとくけど…アンタらが合流出来たのアタシらのおかげだから」
涼野「む…？どういう意味だ？」
涼野からの問いを合図に、アタシは今まで起こった出来事を鮮明に思い出しながら、メカクシ団の団員たちに説明した。
それに加えて、恐らく新団員になるであろう氷浦の事も話した。
氷浦が何者かに操られていたという話をした際、緑川だけが神妙な顔をしながら何かをブツブツ呟いていた。
緑川(クソッ…！今までこんな事奴はしてこなかったのに…これじゃ『今までの事』が無駄になる…！早く…止めなきゃいけないのに…！)
アタシはそんな緑川の胸中を視る勇気なんてなく、取り敢えず気には留めないでおいた。
人には誰だって思い悩む事がある…それはアタシだって…
ヒロト「ふむふむ…じゃあ氷浦くんもメカクシ団に入ってもらおっか！目の能力者である訳だし、行く当てもないんだよね？」
氷浦「はい…俺島から出た事ないので…当てはないです…」
涼野「それじゃ尚更だな。私たちは君を歓迎するぞ」
南雲「それにしても…メカクシ団も人増えたよな〜」
まあ南雲の言う事も一理あるがな。アタシが入ってから一気に人増えたし…今じゃ二桁だぞ？
ある意味予想外というかなんというか…てか目の能力ってホント幾つあるんだろうか。
風丸「皆…全員集まったし…早く入るぞ」
此処に…目の能力の秘密が…。
memory54〜昔日の記憶〜→←memory52〜"目を背ける"〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
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＊彩葉＊(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜！ (2021年12月25日 10時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜！喜んでもらえて良かったです！！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ﾉありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - さくらもち。さん» ｱｯｱｯありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー！待ってました！！更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊彩葉＊ | 作成日時：2021年8月22日 17時
