【イナイレ】夏色デイズ. 【カゲプロパロ】 (ページ39)

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memory30～佐久間に与えられた目の能力、その実態は如何に～ページ39

ヒロト「何も見えないって……どういう事？」

A「どういう事って言われても……実際そうなんだからよ」

鬼道「夏空の『目で見通す』も、俺のと同じで『確定した情報』でないと見れないのか？」

A「いやそんな事ねえはずなんだけど……」

神童「能力不調なんでしょうか？」

いやアフロディ探した時は絶好調だったし、そんな事ないはずなんだけどよ。

涼野「夏空の能力も使えないとなると……ますます謎が深くなるな」

おうごもっともだ涼野。

…てかさ～ホント何なんだよ、佐久間の能力。

アタシの能力使えないから、全く分かんねえしよ～。

能力が肝心な所で使えなかったアタシは、拗ねてその腹いせに霧野に能力を発動した。

すると…アタシの頭には『目を眩ます』が入ってきた。

あ？能力がちゃんと発動してる？どういう事だ？

だってさっき…佐久間見た時は発動しなかったんだぞ？

なのに何で…？…ああ、成程な。そういう事だったのかよ。

もしアタシの考えが当たっているのなら、きっと…。

A「佐久間ちょっとあっち向いてろ」

佐久間「あ、ああ」

A「んじゃ南雲、能力発動させてくれ」

南雲「ああ？何考えてっか分かんねえけど……取り敢えずやるわ」

アタシの指示に従い、佐久間は後ろを向き、南雲は『目を欺く』でヒロトの姿に化ける。

A「それじゃ佐久間～南雲の方見てくれ」

佐久間「分かった」

後ろを向いていた佐久間が、くるっと回ってその赤い目で南雲を見つめる。

すると…いつもみたいに涼野に殴られた訳じゃないのに、ヒロトの姿から元の姿に戻ったのだ。

南雲「え！？は！？何で能力が解除されたんだよ！？」

涼野「……！もしや……！」

A「そうだ。佐久間の能力は……『目の能力を無効化する』」

鬼道「だから夏空の能力も……！」

A「おう、佐久間の能力で無効化されたから発動しなかった」

よし、アタシの考え見事に的中したァ！

どうだ、アタシの分析ィ！( ･´ｰ･｀)ドヤァ←

佐久間「そ、そんな能力だったのか……」

鬼道から目の能力の事を聞いていたにも関わらず、佐久間はかなり驚いていた。

コスモ「では能力が分かった所で～！『能力の名前決め大会』しましょう～！」

全員「お～～～～～～～！」

佐久間(何だこのテンション……)

ではでは…佐久間の能力の名前、皆で決めてくとするか。