19話 捨てられ ページ20
私はしばらく放心状態でいた。
そこからこの先のことを考えながら、働きもしない使えない頭で必死に考える。
そんなことをしていれば待ち合わせの時間まであともう少し。
急いで、髪をたばねネックレスをつけると、バタバタと彼とコネシマ様が待っている場所へと向かった。
『し、失礼します、はぁ、、はぁっ』
急いでむかったが、
『(この軍ひろすぎる、、)』
震えた手でドアノブを握り開ければ彼らは手をヒラヒラと振っていた。
kn「待っとったで！？」とコネシマ様
syp「そんなに急がなくても大丈夫ですよ？」とショッピ様
手合わせをしたらやはりメイドとしてはクビになってしまうのだろうかと少し不安になりながらも
準備されていたであろうナイフと、インク弾の入った銃をとる。
kn「インクをつけるまた、首にナイフをつけた方の勝ち。」
kn「A手加減はいらんで」
『はいっ、』
kn「じゃあ、スタート！」
軽く逃げるように彼から体を遠ざける。
久々に体を大きく動かすととても気持ちがいい。
自然と現役のころを思い出し体が動く
ショッピ様は姿勢を低くして狙うことが多いな。
なら飛ぶしかない。
ぴょん、と地面を蹴り彼の上を通り後ろに回って
銃をかまえた。
syp「？！？」
彼の胸元を狙い、1発撃ち込む。
kn「いや、はやかったなぁー。」
kn「ショッピ君でここまでなんやったら俺もすぐやられてまうんやろな。」
syp「びっくりしました。Aさん」
メイドから下ろすという言葉はなく。
褒め言葉ばかりを沢山頂いた。
不安だったはずなのに、怖かったはずなのに
安心して目からポロポロと涙があふれる
kn「どうしたんや！どうしたんや！？！」
syp「え、っAさん。ちょ先輩出ていってください」
kn「いや、なんでやあああああ」
よく見えなかったが心配してくれたコネシマ様を
強引に「うるさいっす」とショッピ様が追い出した
すると彼は私の目の前にたち目線を合わせるように
うつむいた私の顔を覗く
syp「Aさん。なんで隠してたんすか」
優しすぎる声に私はまた涙が溢れそうになる
『す、っすてられるっておもってしまっ、って』
途切れ途切れの言葉で必死に伝えれば
顔を上げたはずなのに目の前が真っ暗で暖かい
syp「大丈夫っすよ。今決めたんで、絶対離したりしません。」
あ、私抱きしめられてる。そう自覚した時、
syp「覚悟しといてくださいね」
また体が熱くなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ロクロ - あああああ。すごい、なんかもう好きだな。こういう恋愛物は好まんかったけど、これんらよめる！！１ (2021年12月5日 12時) (
レス) @page20 id: 315f44b475 (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - 始めまして！作品全部見た瞬間このｯイケメンガｱ...て思いました！此れからも頑張って下さい！ (2021年8月7日 0時) (レス) id: 2418d14252 (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ。ライムは食べた。不味かった。 - 14話最後の文を見て思った事を書きます。「イケメンがｯｯ」 (2021年4月26日 17時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
kyurasu(プロフ) - 瑠璃丸さん» 最近誤字がひどい。泣きそう☆ ショッピ君スープとかなんか意味深で草ですね(?)（直してきます） (2021年4月10日 23時) (レス) id: 3e1bf750fc (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃丸(プロフ) - 更新早々読ませていただきました。最高！！…なんですが誤字がありましてですね…ぴくんの「嫌なんすよ、生きるのが」のsypの表示がsupになっております…！ぴくんスープにならないで(？？？)__瑠璃丸の尊死が確認されました__ (2021年4月10日 23時) (レス) id: c5f9857231 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｷｭﾗｽ3 x他2人 | 作成日時：2021年3月12日 23時
