22話 私と私 ページ23
それは良かったわね
私は聞こえた気がした。
いや、聞こえた。
聞き覚えのある声
私だ。きっと、本当の私
『私なんだろうな。』
「何がです？」
『気にしないで。ちょっと寝るわね。』
私は意識を手放した
「あら、もう気づいたの。？」
『うん。』
「戻りたい？」
『当たり前。』
「あんたに戻れる場所があるの？」
私は、私は。
転生者だと思い込んでいた。事も忘れていたのだ
トラックに引かれた？そんなの嘘
私が何も考えたくなかっただけ
本当は、普通の学校に通ってて
14人の男の子達とクラスメイトで
元、生徒会だった
私がこの世界に来たのはきっと
『現実逃避したんだろうな』
「正解」
『でも、ね私は戻らなきゃ』
「は！？なんで！？」
「何言ってるの？！」
「ほら、思い出したんでしょ？」
「戻ってもいいことないの、」
「だって私は、あの女が来てから相手にされなくなったじゃない。だからにげてきたのよ？」
「だったらさぁ、ここにいた方がいいよ？」
「貴方が作ったお話だもの。貴方の思い通りになるわ」
「今までだってさ。悪役令嬢演じてそれをいつか
生徒会のみんなが見破ってくれるお話よ？」
「あなたが今望むものじゃない。？」
『ええ、そうだよ。私が一番欲しいもの』
『だけどね、ここにいても本当の愛じゃないの
わかる？あんた計画がゆるい。私に言ってるからいい気分しないけど！』
『あいつら本人の意志を持ってきてるじゃない』
「え、？作戦じゃないの。貴方が本当の事を思い出したらみんなの記憶消して、貴方がここに残りたいって言わせるはずだったの｣
『けど私は、戻るから』
「でも、、！」
『考えてみて。本当に私が産まれたところで幸せになりたいでしょ？』
「そうだね、わかった」
「戻っていいよ」
ドンッ
私は自分に押された
暗闇で見えなかったもう1人の私の顔は、
にっこり、泣いていた
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もうすぐ終わりです！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なな - ６話の3行目と4行目同じことを書いてますよ。 (2021年6月13日 14時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
kyurasu(プロフ) - ゆーちゃさん» ご指摘ありがとうございます！10話の間違えが私には見つけられませんでした、見つけたらすぐ訂正させて頂きます！他の作品も楽しみにしてくださっていて嬉しいです！ (2021年1月24日 10時) (レス) id: 3e1bf750fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃ(プロフ) - 好きです！←あ、あと9話のtnさんの台詞だと思わしきところがgrさん表記になってました（これは違かったらごめんなさい）10話では（名前）の筈が（なまえ）になってるところがありますよ！でも好きです、はい、大好きです！！他の作品も楽しみにしてますね(*^^*) (2020年12月29日 22時) (レス) id: 386be5268c (このIDを非表示/違反報告)
ごり子 - 続きがめっちゃくそ気になります、、、、！あとくっそすきです！！！！ (2020年8月24日 0時) (レス) id: fdb7359f70 (このIDを非表示/違反報告)
Ranan(プロフ) - アズライト@pitterさん» それは今後のお楽しみとしましょうか、w (2020年8月14日 0時) (レス) id: 3e1bf750fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ranan x他1人 | 作成日時：2020年8月2日 23時
