12話 分からなくなって ページ12
P総理「紅もそう言っているしいいでだろう続けようかAさん」
この総理は、どこかおかしい自分の部下に異変が出ても何も感じていなさそうだ。そう狂ってる
『おかしいです。じぶんの部下が苦しんでいるのに』
私はすぐに、彼に駆け寄り背中をさすり、症状をみた
『これは、』
毒か、？
この症状はたしか昔エーミールさんに聞いたような
私は、正確な対処はできないが、できる限りのことを尽くした。
それでも私にはどうにもできなくて、軍医の元へと連れていった
P軍医「もう平気ですよ、脈も戻ってきてます」
『(この国の軍医はP総理と違って素敵な方だ)』
『そうですか、なら私は失礼します』
戻れば総理は不満そうな顔をしていた、でも私が戻れば直ぐに
P総理「さっきは、ありがとう。」
表の顔だろう。
『いいえ、』
私の一日はあっという間に終わっていく。
桃瀬川さんと過ごし一週間ほどがすぎる、あの日から
彼の命は頻繁に襲われるようになった。
私が見る限り回復した次の日から、ナイフが飛んできたり毒だって盛られることは、少なくない。
時には、大人数に半殺しにされることもあった、
私は考えてやっとわかったような気がした。
私が横にいるからでは、と、
それからは私は桃瀬川さんを避け続けた、情報は他の人達から聞きあさり情報をまとめることにしたのだ。
これで桃瀬川さんは襲われない。そう考えていたのが間違いみたいだった
桃瀬川さんを避けても、私は何も狙われなかった、
前までは私の横にいる桃瀬川さんを狙っていると思っていた、でも私が避ければ次は私が標的になると勘違いしていたのだった。
『(っ、考えが甘かったか)』
気づいた頃には、桃瀬川さんは身も心もボロボロだった。
『ごめ、んなさい』
彼の部屋へと駆け出し、彼に身を寄せた。
ko「お久しぶりですね、Aさん」
『大丈夫ですか、、』
彼の顔は、無の顔だった。
何も考えてないような、何も感じていないような
簡単に言えば、こころがない
そういったものだろう
私はその日から情報を集めながら、桃瀬川さんを
守り始めた。
自分でもなんでこんな無駄なことをしているのかは分からない。
夜一人で、考え込むことだってあった。
けど日に日に彼の顔が明るくなるのが嬉しくて、
楽しくて、仕方がなかったのだ。
『残り、13日か、、』
ああ、かえりたくない
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くれぴと - 完結おめでとうございます。最近みつけて一気読みしたものです。とてもドキドキしておもしろい作品だったのでかなり読み終わるのが早く感じてしまいました笑最後夢主ちゃんハピエンでおわってよかったです！ (7月6日 22時) (
レス) id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
東城彩(プロフ) - すみません、え、23話ヤバすぎません？え？性格というかなんというか、言葉選びが刺さりました、、、応援してます、、、頑張ってください！ (2023年2月25日 17時) (レス) @page23 id: f1f6335713 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 紅ーーーーッ！桃瀬川紅めっちゃ好きですッ！！更新頑張ってください！ (2022年11月9日 21時) (レス) @page22 id: 5511dd41f6 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - こういう系(？)の小説読んだことなかったんですけど、凄く好きです…！！更新待ってます！ (2022年8月30日 16時) (レス) id: c36a6b3b63 (このIDを非表示/違反報告)
若草 翠 - めっちゃ泣きました､､､頑張れ主人公！作者様も更新無理せず頑張ってください！ (2022年8月7日 10時) (レス) @page22 id: 4cbe8909de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷｭﾗｽ2 x他2人 | 作成日時：2020年12月31日 0時
