潜水 - 5 ページ5
東京・竹芝客船ターミナルと伊豆諸島を結ぶ大型フェリー
甲板で海の音に揺られながらジュースを片手に大海原を見つめていると、客船の中が騒がしくなりパタパタと複数の足音が近づいて来た。
歩「あ、見えた！八丈島！」
元「すげぇ！でっけぇ山がある！！」
私を気に止める様子もなく騒ぐ子供達
どこかで見覚えある顔ぶれに首を軽く傾げるも私自身気に止めることなく再び大海原に視線を向けた
地図を取り出して景色と見比べながら騒ぐ子供達にポケットからスマートフォンを取り出してメールを作成していると「お姉さん？」と声をかけられた。
声をかけられるとは思ってなかった私は、ビクッと身体が揺れ思わずスマホを落としそうになるも間一髪の所で手に収める
『……あっ。君あの時の』
灰「…あの時はありがとう」
『いえいえ、こっちも無駄にしなくて良かったから助かったよ』
歩「あれ？灰原さんこのお姉さんと知り合いなの？」
灰「えっ、えぇ……ちょっとね。」
言葉を濁しながら答える女の子にチラッとデッキ席に視線を向けると、男性二人の傍で一緒に席に座っている江戸川コナンが居た。
狙った訳ではなく、まさか同じ今日に、同じフェリーに乗っているとは思いもよらなかった。
江戸川コナンが観察対象ではあるが、今回は別件でこの島に訪れたのだ
まさか同じ日だったなんて……降谷さんと風見に連絡入れといた方が良さそうだ……
『お友達とお出かけ？いいね、楽しそう』
光「お姉さんはお一人なんですか？」
『八丈島で友達と待ち合わせしてるの。お泊まり込みでベルツリーホテルに泊まるんだよ』
歩「お姉さんも？歩美達もそのホテル泊まるんだよ！」
灰「それならお姉さんも私達と一緒にホテルに行かない？」
『えっ、いいの？親御さんに迷惑じゃないかな……？』
私からすれば願ってもいない誘いだけれど、子供達の勝手な決定で一緒するのも……と思い断りを入れようとするも「大丈夫」と一足先に肯定され言葉を噤んだ。
この子は決断力と行動力が強いみたいだ。
今日といい、あの日といい
江戸川コナンとはまた違った大人びてる所が垣間見えた気がした。
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みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - めいこさん» コメントありがとうございます！(小説見て書いてるとか言えない…)少しはオリジナルも入れてますが…笑 ゆっくり更新していきます！ノ (2023年4月23日 11時) (
レス) id: 2f0572d427 (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - ここあらてさん» わぁ！ありがとうございますぼちぼちで頑張ります！笑 (2023年4月23日 11時) (レス) @page16 id: 2f0572d427 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ(プロフ) - コメント失礼します！作品とても面白くて好きです。ストーリーはだけでなく映画のセリフを記憶力だけでここまで鮮明にかける能力もすごいです。応援してます！ (2023年4月22日 21時) (レス) id: f77f3bbdac (このIDを非表示/違反報告)
ここあらて(プロフ) - コメント失礼します！！毎日楽しみに見てます！更新頑張ってください！ (2023年4月22日 12時) (レス) @page14 id: 4a7b61da2b (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - カルーアさん» ファンｯ🥺💕 映画良かったので是非見に行ってほしい！！✨️ (2023年4月21日 7時) (レス) id: 2f0572d427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2023年4月18日 18時
