【名探偵コナン】初めてを職場の上司で卒業したようで…？

6話 ページ6

降「と、いう訳だ。」

『んのおぉ……』

降「なんならその先もおしえてやろうか？」

『結構ですｯ！！！』





酒に酔っていたとは言え、あの降谷さんに色仕掛けみたいなことをしてしまうなんてなんたる不覚ｯ
あぁ…今すぐ鈍器で私の頭をぶん殴って記憶を消し去りたい……いや、違うな。殴るなら降谷さんをだわ。私覚えてないもん
まっ、今の回想で全部思い出したけど！ははっ！





『…………っは！わざわざ家に来るなんて！なにが目的です！？』

降「生涯のパートナーとしてAを迎えに来た」

『…………なんですと？？』

降「だから。お前を、娶りに来た」

『はぃい！！？！』





生涯のパートナー…？娶り…？嫁…？？こいつ何言ってんの？？
昨日の私も大概だけど、この人何言っとん。
え、待って。私が可笑しいの？どういうこと？





降「ほら、なにぼさっとしてるんだ。行くぞ」

『はぇっ？い、行くってどこに…』

降「ふっ…」

『おっと…』





降谷さんのこの笑みはまずい
この人のこの笑みにはいい事がない…嫌な予感がプンプンするのは気のせいだろうか……いや、気のせいだと思いたい…ｯ！！





降「僕らの新居だ」

『ほぁｯｯ』

降「途中で婚姻届けも出すからな」

『わぁーー…』





拝啓お母さま。
私、AAから降谷Aになるようです。
一日に二度も頭の中で母に報告するとは思わなかったです…ハイ…。

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