【名探偵コナン】初めてを職場の上司で卒業したようで…？

27話 ページ27

『いやぁ〜、かなり満足ｯ！』





観光を終えた私たちは旅館に戻り、無事に何事もなくお風呂も終えれた。
今回は景色も堪能してゆっくり浴槽にも疲れたからかなり満足できた
零さんなりに遠慮したんだろう……昨日みたいな事を今日もされたらたまったもんじゃないし…





降「明日で休みも終わりか〜…Aといると一日が速く感じるよ」

『ふぅむ…………じゃあ零さん。』

降「ん〜？」

『膝枕でもしましょうか。初日マッサージできなかっ「是非頼む」た……はい、ど〜ぞ』

降「んっ…………ふむ。絶景だな」

『うるさいです。』





どこぞかの変態なおじさんみたいなセリフに零さんの頭を軽くペチっと掌で叩く。
うっすらと笑みを浮かべゆっくりと瞼を閉じる
そんな零さんの頭を撫でゴクっと唾液を飲み込んだ…。

零さんと結婚してから、半年が経ったけど…私の気持ちを零さんに伝えたことは一度もない。

元々、この結婚も…私の不注意でなったことだ。
零さんに恋愛感情があっても、私の零さんに対しての恋愛感情はない





『ねぇ、零さん…』

降「ん〜……？」

『もし、私が零さんとの結婚生活を止めたいって言えば…どうしますか……』

降「止めないよ。」

『えっ…』

降「止めない。」





私の言葉に目を開く。
その視線はまっすぐで、本気だと分かるには十分なものだった。

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