【名探偵コナン】初めてを職場の上司で卒業したようで…？

25話 ページ25

『ほんっと、ばか……』

降「Aが悪い」

『あんなｯ…！なに！？』

降「何も言ってないだろ………それよりも。着物似合ってるよ。」

『腰がまだしゃんとしてればですけどね。』

降「別にそんなことはないさ。弱くたって愛せるって分かればどうってことない！死んでも愛せる。」

『う！うるさい…！！』





まだ直っていない身体で、せっかくの京都新婚旅行に部屋で寝るなんて事できなくて、早速京都の町に零さんと着物観光に出て来ました。
着物のレンタルショップにて零さんの攻撃を受けて既に胸が苦しい…。

それに……何と言うか流石零さん…着物姿かっこよすぎる………





降「A…？」

『ｯ…！！』

降「……あ、なるほど…僕の姿に見とれてたな？」

『なｯ…！は、はぁ！？な訳ないですよ！バカなんじゃないんですか！自意識過剰です…！！』

降「顔を真っ赤にしていわれても、説得力ないなぁ〜……好かれてる分には気分はいいけど」

『ひゃっ…！あッ、零さんｯ、やめ…ん、ｯ』

降「んっ………うん。綺麗だ」





髪を上げているせいで丸見えになった首にチュッと吸い付かれ店の中だというのに声が零れる。
丁度定員もお客さんも居なくてよかった…聞かれてたら死ねる。





「あ、あの〜………よ、宜しいでしょうか…」

降「はい！もう大丈夫です！」

『………ﾊｯ！お！お前ぇぇええぇえ！！』

降「っはっはっは！」

『分かっててやったな！？確信犯だろ！！？』

降「当たり前だろ。」

『もぉ〜〜〜〜…！！！』





私、今なら死ねる…てか誰か私を殺してｯｯｯ！！！！！

26話→←24話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す