【名探偵コナン】ただ下着を履き忘れただけなのに

9話 ページ9

『散々な目にあった……』

「あんたなんて勝ち進んでんだからマシでしょ？！」

『1回戦脱落で10週だけ走ったお前に言われたきゃねーよ！！』





ガシャン！と机に今日の定食である唐揚げ定食を叩きつける
『はぁ』と大きめのため息が漏れ席に座ったと同時に唐揚げが宙に浮いた。
うん。なぜ？？？？
否、考えなくとも分かること…こんなことするやつはただ1人……





松「んまっ」

『やっぱりてめぇか松田ぁ！！(やっぱり先輩でしたか。)』

「A、ぎゃくぎゃく」

『ほんｯと！このバカな口！！』

松「ほれ、ブロッコリー。」

『んぐｯ…！？ん"っ！待っ…んむぐｯｯ…！』

松「緑も摂れよ緑も」





口の中にブロッコリーを次々とぶち込まれていく。
口から溢れ出かけた時、ストックが切れたのか松田の箸がストップした。

死因がブロッコリーで喉詰まらすとか絶対嫌だからな私。
てかもうギリギリなんだよ……つーかなんでそんなにブロッコリー持ってんだよ！不思議で仕方ねぇわ！！





『んぐｯ……ん"っ……ｯ…ぅん"っ……ﾝｸｯ…っはぁ！！』

松「俺の美味しかっただろ」

『美味しいわけなｯ！！……とても大変美味しゅうございます…』

松「そりゃ良かった！パプリカも食いな。」

『私は馬か…！！』

「……すっかり手なずけられてるなぁ」

松「そういや……誰。こいつ」

『嘘だろおい……さっきペア組んでたじゃないっすか』

松「お前の姿が無かったから、声かけられて組んだだけで誰か知らねぇし、興味ねぇ。」

『もしかして先輩……』

松「！ な、なんだよ……」

『そこまで私を嫉んで？！』

松「…………はあ？？」

「A、あんたねぇ……」

『え、なんで？？？』

諸「あっ。松田居た……って、なんか機嫌悪い？」

萩「いやいや〜、この表情は機嫌が悪いんじゃなくって呆れてるって表情だな〜」

諸「さすが萩原！
あっ。前座ってもいいかな？」

『えっ、あ！どうぞどうぞ！』





諸伏さんに言われ席を指さすと隣から「チッ」って舌打ちが聞こえ反射的に体を揺らした。
明らかに機嫌が悪そうな表情に首を傾げるもハッ！と原因に気付き隣の椅子を後ろに下げ『どうぞ！』と隣を差し出した。

自分の所有物が傍に居ないのは不安だよな！ごめん！！
それにあんたを傍に置いておかないと何言われるか分かんないから怖いんだよ。
頼む。そばに居てて本当

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