21話 ページ21
鬼「それまで！勝者、A！」
『ありがとうございました！』
「俺らが太刀打ちできないとかやばくね……？」
「女子……え、女子だよな？」
「さっきから五人抜きだぞ…………」
『あの先輩ら失礼すぎません？？』
鬼「俺もここまでAがやるとは思ってなかったな……」
『鬼塚教官もそんなこと言う？？？』
鬼「まぁ次は無理だろうがな。次。降谷零！」
降「はいｯ。」
面を付け、私と向き合うように立つ降谷。
面の隙間からクッと口角を上げているのが目に入る。
降谷とはあの日以来か……そこまで根に持ったりするタイプじゃないだろうし普通にしていれば
降「あの日の決着。正式にさせてもらうぞA。」
ダメみたいです！はい！！
『おっ、お手柔らかに……』
降「怪我はさせないつもりだから安心してくれ」
『つもり？！全く安心出来な「初めｯ！」ぃぅわ！！急すぎませんか！？』
降「先手必勝…だろ？A」
『っ………こ…、このｯ！』
あの時、私が言ったセリフを繰り返す降谷にカチンと来て手に持っていた棍棒を降谷に向けて振り下ろした。
それを止められ姿勢を低くすると前に飛び出してきた。それに向けて膝を立て当てようとするとまたそれを避けられ腕を掴まれた床に押し当てられた背中に衝撃と一瞬息が止まる。
鬼「一本！」
『う"づぅ〜…』
降「勝負ありだな。」
『ま、まだ一対一だもん！』
降「じゃあ次で決着か〜」
『望むところです…！！』
鬼「次、諸伏！」
立ち上がった降谷に手を差し出されそれを掴み立ち上がる。
互いに指定地に戻り一礼をした後、私は列からはぐれ待機列へと並んだ
その横ではなぜか松田がムスッとした表情を向けていて、話しかけた方がいいのか。と悩みながらも肩をトントンと指先で叩いた。
『なに不貞腐れてるんです、松田先輩』
松「別に」
『……もしかして拗ねてます？』
松「はぁ？んなわけねぇだろ。なんでそう思ったんだよ」
『私がほかの人と仲良くしてたから、って思ったんですけど…』
松「っ……だったら…どうなんだよ…」
『自分の所有物が他人に取られるのは嫌ですもんね！わかります…！』
松「あ"？」
威嚇されて思わず身構えた。
すると頭をガシガシと書きながら大きなため息を吐かれる
鬼「一本！次松田！」
松「お前を取られるのが嫌なんだよ。」
それだけ言うと松田は歩いていく。そんな後ろ姿に心臓がバクバクとうるさく感じた。
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月見(プロフ) - みらい@ﾏｻｲさん» はい！末永く！！ (1月21日 18時) (
レス) id: a8d5a980d3 (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - 桜神さん» 桜神さんだ！自分のペースでしていくので、機会があればお願いします(笑) (1月21日 17時) (レス) id: 98691296bc (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - 月見さん» ありがとうございます！！頑張ってドンドン出していくので永久にお願いします(笑) (1月21日 17時) (レス) id: 98691296bc (このIDを非表示/違反報告)
桜神 - みらい@ﾏｻｲさん» 完結お疲れ様でした。次のお話も読めたら読ませていただきます。これからも応援してます。 (1月21日 16時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - 完結おめでとうございます！！とてもキャラクターたちに躍動感があって読んでいてとてもおもしろかったです！！新作など楽しみにしています！！ (1月21日 11時) (レス) @page30 id: a8d5a980d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2024年1月7日 6時
