【名探偵コナン】ただ下着を履き忘れただけなのに

1話 ページ1

やばい…やばいやばいやばいやばい……！

出始めから忙しなくてすみません。
私、AAです
今とてつもないピンチに襲われています


今日は大事な入学式。
そんな中寝坊をしてしまい初日遅刻になりかけて何処ぞかの少女漫画のように食パンを咥え猛ダッシュ。
ただ、私の思考の中に曲がり角で運命の人とごっつんこ♡なんて考えもなく遅刻したら殺される。と勢いだけで曲がり角を曲がったその瞬間顔面に焼けたパンがぶつかった。
衝撃で口からパンがこぼれ宙を描き地面に落下。

ぷにっと柔らかい物が手に触れ股間の当たりが何故か暖かい。

そして現在に至ります。

状況が理解出来ず何かを揉んでいる手に視線を向けると何故かそこには恐らく男性のあれが握られていた。
思わず『うえｯ』と声を零し手を引っ込める。
それと同時にぶわっと汗が溢れ、次は股間の方に視線を向けるとスカートの影から見える髪の毛にピタリと動きが止まる。





『おっふ…』





とりあえず、私は何も無かった。うん。誰もいないし何も触ってない。うん。
とにかく逃げよう！！





『さよなら！！』





恐らく私の下にいるであろう男の人を無視して立ち上がり私はその場から逃げた。
あっ。謝るの忘れてたわ、ははっ

2話→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す