【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

じゅう５話 ページ15

新「なぁ」


『ひぃぇあｯ、な！なんでひょうか！！』




……………噛んだｯｯ…!!
やばいはずい死ぬｯ




新「あれ、お前が作ったんだろ。」


『へっ……あれ？』


新「あいつがつけてるバッチ。あれさくらだろ」


『あれ…って…………蘭ちゃんのお名前バッチ？』


新「それ」


『なんでしってるの？』


新「さっき聞いた。あれ、俺にも作ってくれよ。」


『………………………………！！、いいの！？』


新「っ、お、おう」


『えっへへ、やったぁ………すぐに作るね！』




まさかのあの名場面の手伝いをできるなんて思いもしていなくて、頬が緩んだ
俺の記憶が正しければ……確か、蘭が作っていたはずだったはずだった桜のバッチを俺が作れることになるなんて…………
物凄く嬉しい……




『んふ〜ふふ……えへへ〜…………』


新「…………そんなに楽しいのかよ。バッチ作るのが」


『う〜ん……楽しいより嬉しいかな〜…………』


新「嬉しい？」


『そう！だって工藤くんがAにお願いしてくれて、工藤くんの作れるんだもん！
だからとーっても嬉しいんだ〜…！』


新「……………………新一。」


『えっ？』


新「工藤って呼びにくいだろ。」


『……えっ！お名前で呼んでもいいの！？』


新「その代わり俺もお前の事名前で呼ぶからな！」


『……ほんとう？』


新「…おう。」


『えっへへ〜……じゃあ新一くんだ！！』


新「っ……」




やばい、頬の緩みが全然収まんないや

この時、俺は気づいていなかった。
新一が俺に向けて、蘭に見せていた表情をしていることを……
俺が転生したことで、物語を大きく変える事も…………

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