【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

じゅう話 ページ10

零に手を握られトボトボと家への帰り道を歩く
目は擦ってヒリヒリするし、零は一言も喋らないし……

この状況が気まづくて俺から零に声をかけた




『あ、あの…………ご、ごめんなさい…にぃに……』


零「…………帰ったら説教だな〜」


『うぅ……』


零「でも、A。」


『…………うん…。』


零「僕はAが悪いことをしたとは思ってないよ。勿論手を出したことは良くはないと思うけど、
AはAなりの気持ちがあって、それを守る為に最後の手を使った
僕はそんなAを誇りに思うよ」


『にぃに……』


零「ハッ！そうだ！殴られたりしてない？！怪我は！」


『えっ！な、ないよ！むこうがねシュッてしてきたけどAぴょんってよけたもん！』




ここで頭叩かれて髪の毛引っ張られたとか言ってみろ、何をしでかすか分かったもんじゃねぇぞ！？
中学での零の実力は知らないけど、
幼少期の頃から喧嘩で負け無しだった零が成長したら、確実に半殺しにされかねん……

にしても、休み明けからあいつの対応どうしようかな……
………………大人の対応見せますか…。まあ？イラストを破った謝罪はしてもらうけどな！！




零「Aに護身術でも習わせようかな……」




今なんと？？？
ちょっと兄さん、俺保育園児だぜ？




零「母さんに相談してみよう……」




まってガチじゃん。
攻撃を避けただけで充分だと思いませんか？
それよりもっと強くなれって？俺を筋肉改造機にでもするつもりか？？
そうはさせんぞ




『にぃに！』


零「…ん？どうかした？A」


『んと……Aきょーにぃにと一緒に寝たいなぁ』


零「っ！もちろん、喜んで。Aの好きな絵本読んであげるからな」


『うん！Aにぃにの声カッコイイから大好き！』


零「僕もAの声大好きだぞ、と言うか全部大好きだ！」


『っわ！』




両脇に手を入れられ持ち上げられる
至近距離の零に心臓がギュッと強く締め付けられる

推しの表情イケメンすぎて死ぬ
顔面国宝だよあんた…
まじかっけぇ……

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