【名探偵コナン】俺より勝る "男は" いない ２

引き分け ３９ ページ22

『あっ。そういえばこの周辺で今日から明日にかけて祭りがあるみたいだね。』


降「へぇ〜……何処でそんな情報を……」


『ホテルの人に聞いてね。少し話をして居たら良ければ浴衣もお貸しします。って』


伊「いつの間にそこまで仲良くなってんだよ」


『初日かな？海に行く前にちょっとね色々あって』




まあ、声をかけられて零の連絡先を聞かれて断る為に私の方に意識を向けさせた。だなんて口が裂けても言えないけど
それ以外はいいホテルだったから、言うまでもないだろうと思っていたけど……




『どうする？行ってみる？』


松「いいんじゃね？どうせなら楽しんだ方が勝ちだろ」


萩「俺も賛成ー。祭りなんて最近ご無沙汰だしな〜」


諸「はいはい！オレも賛成！りんご飴食べたい…！」


『零と伊達班長はどうする？』


降「いいんじゃないか。」


伊「せっかく貸してくれるつーんだったらいいんじゃねぇか」


『それじゃあ私が話を通しておくよ。借りたら部屋に持っていくから』


伊「サイズ合わせは大丈夫なのか？」


『え？うん大丈夫だよ。全員分のは把握しているからね』


伊「ちょっと待った。いつ知った？」


『鬼塚教官に監視を頼まれた時かな……？それ以降の成長記録とかも色々と……っとこれは秘密だったっけ』


松「俺たちのプライバシーはねーのか？」


『まあ、イケナイ情報は聞いていないから安心して』


萩「いけないってなに？！」


降「A。怪しい言い方をするのはやめろ。」


『ふふっ、バレた？
まあ成長記録は実際に教えて貰っているけどね。成績だとか身体能力とかね。勿論口外はしない約束で』




授業での記録、学科での成績、評価。
私を抜いて残り5人の事は知らされている
勿論過去の出来事も、どんな問題を抱えているのかも……




『取り敢えず皆は部屋に戻ってて。荷物は申し訳ないけど任せるよ。』


松「それぐらい良いって。頼まれた」


『んっ……あ、りがと…』




頭を撫でられ少し言葉が詰まってしまった
やっぱりなれないな……される側は…

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