【名探偵コナン】俺より勝る "男は" いない ２

私の勝ち ３ ページ2

松「っーーー！！来たぜ海ーー！！」


諸「A行こう！！」


『ちょっ、まってよひろ！』



私達は、鬼塚教官から了解を得て三連休旅行で何故か沖縄へと来ています。
旅行へ行くのは決まっていたものの沖縄など予想外だった。

授業終了後、今から行くぞ！と無理矢理引っ張られ昼頃ここにたどり着いた。
5人で密かに計画を立てたらしい。
鬼塚教官から外泊届けを貰って数時間もなかったはずなんだけどな……



諸「わっ、冷たい……」


『ひろ！勝手に走っていったらダメだろ。』


諸「ここに来てから皆より1番に入りたい！って思ってつい」


『…………どうだった？1番の感想は』


諸「大変満足しています！」


『ふふっ、それなら良かった』



足を浸かるひろの横で私も足を入れる。
流石沖縄。気温にあってて心地よい………
パーカーを来ているのも暑いくらい



諸「上、脱がないんだ」


『ん？中見たい？』


諸「えっ！いや！そ、そういう意味で言ったわけじゃないから！！///」


『へ〜……じゃあどう言う意味なのかな〜』


諸「わー！ごめんごめん！！///」



ズイッと身体を寄せ下から覗き込むようにすると両手で視界を遮ながら慌てたように顔を背ける
そんなひろから距離を取り「冗談だよ」と言葉を放つ



『そういえば皆遅い………』



海岸の方に振り返ると松田くんと萩原くん2人係で女性をナンパしていた。
それを呆れたように見る伊達くんと、逆に女子から声をかけられる零




『何となく想像が着いていたけど……海にした目的はそれか』


諸「流石零……」


『当の本人は嫌そうな顔をしているけどね』



海から足を出して零に近寄り零の後ろから顔を出す。
私の顔を見た女子がビクッと肩をあげる



『ねぇお姉さんら……人の男にちょっかいかけないでくれる？』



零の手を握り手の甲に口付けキッと軽く睨みを入れる
何故か顔を赤くさせ2、3歩後ろへと足を引かれた
ふと零の方を見ると零の顔も赤く染まっていた



『行こう。零』



零の手を引きひろの所まで戻る
その時手を強く握り返されたのはきっと気のせい……

俺の負け １２→←あらすじ ＋ 主人公ﾌﾟﾛﾌ

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