30話 - 嫌悪感と不快感 ページ30
松「お前がAのなぁ〜……」
諸「話は聞いてたけど、本当に子供だったなんて……」
伊「俺は1度だけ会ったことあったなぁ。高木からよく聞いてんぞ」
萩「ボウズ結構優秀なんだってな〜。今度俺にも手を貸して貰おうかな〜」
コ「えっ、ちょ、ちょっと……!」
降「こいつらは面倒だぞコナンくん。僕よりもね」
諸「零も大概だけどな〜……」
伊「違いねぇ」
5人と江戸川くんが和気あいあいと話している後ろで、
私は、私の中がグルグルと強引にかき混ぜられているような感覚が抜けず消えない
ずっと気持ち悪い……
分からないこの感覚
初めて感じたこの不快感が気持ち悪い
わかんない…、なにこれ気持ち悪い……
この子供を見てるとお腹のグルグルが収まらない。
アイスの持っている手が震える
這い上がってくる異物感に口元を慌てて抑える
『ぅ"……んプッ………ッ……ん"ッ………、…ングッ……ッッ』
あっ、これヤバイ…全部出る……
視界がグニャッと歪む
頭の中の血が、全て抜けていく感覚に、すぐにこの場所から離れたい。そんな思考に包まれ気がつけば私は景の服を掴んでいた
諸「A…?」
『…お………願いッッ……、んクッ……ぅ"…………連れ、…出して…ッ』
多分景にしか聞こえないぐらいの声に、景の顔が険しくなり私の手からアイスを取り班長に押し付けて、私をグイッと姫抱きで持ち上げた。
「目を閉じてろ」と持っていたタオルで視界を塞がれる
真っ暗な中、景の心音と匂い、大好きな人の腕の中に……お腹のグルグルがゆっくりと消えていく
諸「A、オレにしっかり捕まってて」
クッと景の方に寄せられ、心音が大きく変わる。
冷たい風が私の身体を撫で、景以外に何も感じない…雑音も、匂いも、視界も触れている感覚も………
『ごめん……景…』と、景に決して届くことの無い声量でそう呟き目を閉じた
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ネコ枕 - 景光落ち最高です..話も面白くてすごい好きです!! (1月14日 2時) (レス) @page47 id: eb7a4a6b55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2023年12月6日 19時