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29話 - 2度目 ページ29

『ねぇねぇ私ここ見てみたい!』

伊「あんまはしゃぐなよーA」

萩「Aちゃん。そこもいいけどもっと美味しいジェラートの店も良くない?」

『ジェラートってシャリってやつだったっけ?』

萩「そーそ〜。口の中でふわっと溶けて〜」

『ぅッ、わぁ……絶対美味しいやつだよそれぇ……!』

萩「こっちにあるから行こうぜ!」

『うん!行くーー!!』





全てが吹っ切れた私は、子供のようにはしゃぎまくった。
話で聞いていたジェラート店、洋服店、カフェに公園に動物カフェ……。ずっと私が行きたかった場所を、皆と休まず見回った。

片手にアイスクリームを持ち、暗くなり始めた空の下で皆と食べながら私達の家に向けて帰る





松「で。満足かA。」

『ん〜……うん!取り敢えずは満足かな』

諸「何度か出かけたらテーマパークとかも行きたいよね。皆で遠出して何泊かしてさ」

降「それいいかもな。休みが取れるか分からないけど」

萩「班長は彼女さんの許可が必要だもんな〜」

伊「あったりまえだろ。まぁ暫くは難しいかもしれんがな」

『んふふっ、そうだね〜……行けても来年かなぁ…………私も働きにでないとだし!』

松「はぁ…明日からまた仕事かよ………」

萩「件数も今の所多くないし大丈夫だろ〜」

『ぁっ、そっか…明日は皆居ないんだもんね……』

松「………………俺明日休んでやろうかな。」

降「それはダメだろ。」

『あっははは、大丈夫だよ。でも寂しいから早く帰ってきて欲しい…かな……。』

松降「「絶対秒で終わらす」」

伊「Aの威力恐ろしいな……」

『わ、私何かしたのかな…?』





陣平と零が謎に燃え始め、苦笑いで2人を見つめる班長と萩くん。隣で「たくっ…」と呟く景。
いつもと変わらない、いつもの光景。





?「あれ!あの時のお姉さん!」

『………えっ?』

?「元気そうで良かった!足の裏は痛くない?平気?」

『えっ、と………僕……誰…?』

降「あれ、コナンくん」

コ「安室さん大丈夫だったんだね。良かったよ」

降「あぁ、お陰様でね。」

松「あ?んだこのガキ」

萩「この子が降谷ちゃんの言ってた信頼元?」

コ「えっ、あ、あれッ」

『ねぇ、零…この子……』

降「あっ。A…この子は江戸川コナンくん。Aが道で怪我してた時に手を貸してくれてんだ」

『…そうなんだ………』





この子が私を…………っ、なんだろ…この感じ………………グルグルする……

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ネコ枕 - 景光落ち最高です..話も面白くてすごい好きです!! (1月14日 2時) (レス) @page47 id: eb7a4a6b55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212  
作成日時:2023年12月6日 19時

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