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ここでちょっとだけ、昔話をしたいと思う…。

私は小学校から中学までバレー部に所属していた。
休日も、公民館のバレー倶楽部に入ったりして、常にバレーと一緒だった。


私はなにより、バレーが大好き。


実力もかなり高かったから、司令塔とか、キャプテンとかも任されたりして、順風満帆な生活を過ごしていた。
でも、その才能はずっと続くことはなかった…。



頼りにされる半分、試合や大会に出るのはいつも私が毎回レギュラー入りをして、周りはそれを良く思わないで嫌がらせをする様になった。
靴を隠されたり、ユニフォームを刻まれたり隠されたり…
まだ子供だった私に、それに耐えきれる精神は持ってなく、常に笑顔を作り両親にも心配されないようにと笑顔を作っていた……でも、その無理が自分を壊した。


表では笑顔を絶やさず、裏では嫌がらせに日々泣いた。


それがいつの間にかストレスとして蓄積され、私は倶楽部に行くことが嫌になり、大好きだったバレーも中学で辞めた。

それからバレーに関わらない生活を過ごしていた。
でも、それすらもストレスと変わり、バレーをしてもしなくてもストレスになり精神的に参ってしまい
知らない間に、記憶をなくしていることが多くなった。


両親曰く、よく意識を失ったように眠りにつく。らしく、気に掛けた両親は私を病院に連れて行った。


その時医師に告げられたのは…




【ナルコレプシー】




という病名だった。
原因は不明で、おそらくストレスが原因だろうと言われた。

確実な原因は分からないらしく、界隈でも不明らしい。
東京住まいだった私を両親はよくサポートしてくれてとても優しかった。

でも、一向に直らない私に、両親は愛想を尽かして私に一人暮らしをする様に言ってきた。
迷惑を掛けたくなかった私はその提案を受け入れ一人暮らしを開始。
必要経費は両親が出していてくれたから、それについては問題なかった


音駒高校に入学し、数か月が経過した頃、私がバレー部で活躍していた頃の話が広まった。
運動部からの勧誘が絶えず止まず、それが嫌になり病気は悪化し私は宮城県の烏野高校に転校した。

烏野高校を選んだのは "落ちた強豪、飛べない烏" と言われていたから
バレーに熱心な人はいないだろうと思って…

でも、まさか殻にヒビが入ってるなんて、思いもしなかった……。




これが、私がバレーを遠ざけていた理由。
バレー部に入りたくなかったのは、病気と、過去を忘れたかったから…。

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設定タグ:ハイキュー , 烏野高校 , 音駒高校   
作品ジャンル:恋愛
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とむ - 一番好きなストーリーです‼︎更新ファイトォ〜〜❣️ (4月5日 0時) (レス) @page30 id: 2262dfa315 (このIDを非表示/違反報告)
- マジおもしろいです❗更新頑張ってください❗応援しています🎵 (3月24日 19時) (レス) @page23 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212  
作成日時:2024年2月25日 14時

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