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『っは!や、やっと出れた……』
途中で何らかが起きると思っていたのに何の変化もなく外へ脱出できた。
あっけなく終わる最終に少しの疑問を抱くも無事に出れたことに安どのため息が出る
『でも…やっと終わったんだ……。もう…………っ、あれ?私のバっ……く………ぇっ…??、?』
手に持っていたハズのバックが消え、まさかと思いアジトの方へと振り返る。
ジリジリと迫る火薬の匂いに鉄の匂い、そしてハイライトの匂いが鼻にスっと刺しかかった
よく嗅いだことのある、タバコの…
「随分と派手にやってくれたな、パッソア」
『…は…………ジン、ッ』
ジ「まさかお前が生きていたとはな……今までどこで潜んでいたのかは知らねぇが、最後はあっけねぇなぁ」
ズキズキと痛む胸部に、意識が持っていかれる
ジンの手に込められた拳銃…
火薬の匂いの元はこれだったのか…
油断したのが問題だったらしい…。
すんなりは入れた時点でいろいろと疑うべきだった…
ジンは私が生きているとバーボンから聞き、ベルモットに依頼し、バーボンにも私を始末させようと考えた。
でも、ベルモットが私たちの家を突き止め突撃してきたとき、ベルモットは私に言っていた "子供らしさがでてる" って…
ベルモットは私が小さくなったことをジンに話せなかった。
バーボンは私が生きている、とだけ報告していた、、、つまりジンの中では私が大人のまま生きているという解釈にたどり着いていたはず
組織を潰す目的でここに来たと思ったいるなら、薬のこともまだ………
だなんて、呑気に考えてる場合じゃなさそうだ。
ジ「お前の胸部を打ち抜いた弾は俺達の最新物だ。お前は今度こそ死に行くことになるだろう……精々最後を楽しむんだな。」
『っ……ま…ッ………!!』
今、、薬を持っていかれたら……っ
江戸君たちが……!!
息がうまく吸えない。
胸が焼けるように熱い、視界が……揺れる…………
ジンを止めようと手を伸ばすも地面に全身が落ちる。
口の中に砂の味が混じる
ジンを……、薬を回収、し、、、、、、っ
『ッぅ……ごめ………ごめんね……え、どが…わ……く───────……
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まみこ(プロフ) - 完結おめでとう〜!!あれ、私みらいさんの作品にコメントすんの何作目だろw (2022年12月11日 0時) (レス) @page42 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2022年6月4日 16時