３３st ページ35
『っは……はぁ…ｯ』
私はバーボンを眠らせたあと必死に足を動かした。
ジンが薬品庫で待っているとするなら、江戸川くんが危ない。
江戸川くんにはジンが薬品庫に居るかもしれない。なんて話はしていない。
もしも、もしも江戸川くんとジンが鉢合わせたら、ジンに江戸川コナンが工藤新一だとバレたら……ｯ
『ｯは、ｸｯ……は……ｯ、！！江戸川くん…！！』
薬品庫前で倒れて居る江戸川くんを見て血の気が引いた。
ジンと既に鉢合わせていて先手をされたと考えれば……だなんて悪い方向に思考が働く。
すぐに腕の中に抱え出血、銃痕、打撲痕がないか調べるもそんな痕はひとつもなかった。
ただ、何か薬品の匂いを吸って体内の細胞が乱れている可能性も捨てきれない。
ここで江戸川くんを連れて引き返す……いや、ここまで来て引き返すだなんてバカのする事だ。
もし逆の立場だとしても、江戸川くんは引き返そうなんてしない。
きっと進む方を選ぶはず……なら私も、それに応えるべきだ。
『待ってて、江戸川くん。』
これが、私とジンの最終決戦だ。
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まみこ(プロフ) - 完結おめでとう〜！！あれ、私みらいさんの作品にコメントすんの何作目だろw (2022年12月11日 0時) (
レス) @page42 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2022年6月4日 16時
