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『……………………よし。行くか。』
零が小さい用に買ってくれたリュックにスタンガン、ミニナイフ、そして、私が昔から持っていた護身用の拳銃…。
それと………………ジンの指紋。
施設に入る為強力なセキュリティが施されている。
私はその施設に入る権限を持ち合わせていない。
その為にはジンのセキュリティ解除の権限を使用するしか他ならない
それに、ベルモットから渡された指令も残ってる…。
中は未だに確認はしていないけど
ずっと零に見つからないように隠し持っていた指令…
───────────ピーンポーン
『ッ…!!』
紙を開こうとした瞬間家のインターホンが鳴り驚きで身体が跳ねる
丁度江戸川くんとの約束の時間
持っていた紙をポケットに閉め扉を開ける
『えど…が…………おねーさん、だーれ?』
「あら。随分子供らしさが出てるじゃない。パッソア…いいえ、染谷Aと呼んだ方がいいかしら?」
どうしてベルモットがここに…ッッ
それに私の正体に気づいてる…本名まで……
『……パパに知らない人は入れちゃダメ!って言われてるんだ…それに私はそんな名前じゃないもん!』
ベ「まさかバーボンと一緒に暮らしているとは思いもよらなかったわ」
『ッッ…!!』
零の名前を出された瞬間ポケットに入れていた折りたたみ式ナイフをベルモットに突き立てた。
正体を隠そうと必死に子供を装っていたが、私のブレーキを壊す言葉は "零に関して" だったみたいだ。
零に危害が及ぶと思うだけで理性が消える
『なんの真似だ。ベルモット…!』
べ「あなたにいい知らせを持ってきたの」
『お前のいい情報が何か知らないが、バーボンに手を出したらぶっ殺す!!』
べ「随分とバーボンに熱があるようね」
『私の大事な相方なもんでね。組織の中じゃぁ1番大事な奴なんだよ』
べ「そう…………いい知らせだけど。あなたが今日組織のアジトに行くことをジンは気づいているわ」
『ジンが…………ちょ、ちょっと待って。ジンは私が生きている事を知ってるって言うの。』
べ「そういうことになるわね。」
『な、んで……ジンは確かに私が亡くなった事を見てるはず…………なんで情報が漏れてるの!!』
べ「生きている情報をジンに伝えた人物…それはバーボンよ。あなたの大事な相方」
『ッ、は、な…んで、なんで……い、や…そ、んな…事』
べ「残念だけれど、真実よ。」
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まみこ(プロフ) - 完結おめでとう〜!!あれ、私みらいさんの作品にコメントすんの何作目だろw (2022年12月11日 0時) (レス) @page42 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2022年6月4日 16時