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『…零。昨日はごめんなさい』
朝起きて、キッチンに立って料理を作っていた零の服の裾を掴み昨日の事を謝った。
私の予想とは違い優しく微笑んだかと思うと頭を撫でられた。
零「A、朝食にしようか」
『え、う…うん……。』
世間話をしながら何事もなかったかのようにご飯を食べ始める。
きっと、私の為を思ってしてくれているんだと思う…。
零にばっかり気を効かせて私はずっとうじうじしててばっかり……。
『ね、ねぇ零』
零「ん?」
『…私、学校に通ってみるよ。』
零「えっ…が、学校って…は?」
『家でゴロゴロしてるのも飽きちゃうしさ…それに「絶対ダメだ!」ッ?!』
ホント何気のない話題だった。
私も家でずっと居るんじゃなくて、この身体でもなにか出来るんじゃないか。って思っただけで…
気軽な気持ちで発言しただけだった。
『ど、どうして…?』
零「そ…………いや…。今はまだ家で居るべきだと思うんだ。」
『でも…』
零「いいから!今日は……Aはここで待ってて。」
『わ、わかった……』
零「………今日はポアロの仕事だからすぐ戻ってくるよ。」
『うん…。じゃあ零が帰ってくるまでここで待ってるね!』
零「あぁ。ありがとうA」
『うん!任せてよ…!』
今は…零の意見に反対しちゃ行けないような…そんな気がする……。
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まみこ(プロフ) - 完結おめでとう〜!!あれ、私みらいさんの作品にコメントすんの何作目だろw (2022年12月11日 0時) (レス) @page42 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2022年6月4日 16時