ドキドキ ページ8
「初めまして！安室Aです！よろしくお願いします！」
私は今日から帝丹小学校に入学した。
私の挨拶とともに「は〜い！」と大きな声が返ってきた。
実は少しだけ不安な所もあった。
初めて来る場所だし、知らない人ばっかりだから二つの意味でドキドキが止まらなかった。
でも、初めましての印象は皆明るくて元気な子達ばっかりだったから心做しかすごく安心した。
小「安室さんの席は江戸川くんの隣ね。」
「江戸川くん……？あっ！」
担任の先生が手で示してくれた場所はコナンくんの隣の席だった。
先生に言われるがままコナンの隣にランドセルを置く
「よろしくねコナンくん！」
コ「おう、よろしくな」
隣の席がコナンくんで胸がスッと軽くなった気がした。
先生がパンパンと2回手を叩き黒板に【質問コーナー】と書き始め首を傾げる。
小「安室さんに質問がある子は居るかなー？」
「は〜い！」
小「じゃあ和真くん。」
和「好きな食べ物はなんですか！」
「えっ…！？え、えっとパパの作ってくれたもの…かな？」
急な流れに驚きつつも質問に答え続ける。
好きな食べ物に始まり、何して遊んだりするか。とか、どんな物が好きとか色々。
なんでか知らないけどパパの質問もぽつぽつ聞かれたけど自信満々に自慢しておいた！
パパ大好きだもん！
小「それじゃあ最後の質問になりまーす。何かあるかなー？」
「はいはーい！！」
小「じゃあ早川さんどうぞ」
早「はい！！安室さんはお父さん似？お母さん似？」
「えっ、ぁ……どっちならパパかな……。」
小「ｯじゃ、じゃあ質問のお時間は終了でーす！江戸川くんは安室さんに学校案内お願いしてもいいかな？」
コ「は〜い！」
元気よく返事をしたと思ったら手を掴まれ「行こう。」っと言って教室を後にした。
後ろから黙って着いてくる私に何かを察したのか急に立ち止まって振り返る。
コ「安室さんの事、Aって呼んでいい？」
「……えっ？！」
コ「いや、俺安室さんと知り合いだからよ、ややこしいだろ？俺だけ名前呼びって言うのもなんかくすぐってーしさ」
「………コナンくんが良かったら私も名前で呼んで欲しい！」
コ「じゃあ決まり！このまま案内すっから行こうぜ」
「うん！」
再び手を繋いで指を指して分かりやすく案内してくれた。
コナンくんの手、パパと同じ安心感を感じるのはなんなんだろ……。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 756人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結衣ちゃん(プロフ) - うわぁ！めっちゃ続き見たい！ (2022年5月31日 17時) (
レス) @page33 id: 8f9c69d68a (このIDを非表示/違反報告)
あ - 今日初めて読んでみて「ん？」と思ったのは最初女の子が「小学校に通っていない」部分です。小学校は義務教育なので、「親の都合で行かせない」のは義務違反、いくら降谷さんでも催促状とかきますよ。ただの小説、二次創作でもそこはちょっと気になりました。 (2022年5月31日 17時) (レス) @page4 id: ee868f894e (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - 紅祐さん» いつか飛び立つかしら…。よし、全訂正します。ありがとう😂 (2022年5月21日 6時) (レス) id: 2f0572d427 (このIDを非表示/違反報告)
紅祐(プロフ) - ポアロがアポロになってます！指摘してごめんなさい！ロケットを思い浮かべてしまいました笑笑 更新頑張ってください (2022年5月20日 23時) (レス) @page3 id: feead6792f (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃん(プロフ) - 読ませていただきました！安室さんの子供じゃなくて伊達さんの子供って言うのがまたいいですね！なんか警察学校組が大好きだから嬉しい（松田刑事推しです！）更新楽しみにしています！ (2022年5月20日 17時) (レス) @page19 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2022年5月11日 21時
