【名探偵コナン】伊達の子供を降谷が育てるってよ

行き着く先 ページ34

どうしようどうしようどうしよう…
どうしてあんな言葉言っちゃったんだろ…
言っちゃダメだって分かってたはずなのに……
私の為だって分かってたのに……

私、お父さんに酷い事言っちゃった…
全部分かってたはずなのに…ｯ



私の足は気が付くとコナンくんが居る毛利探偵事務所へと向かっていた。
本当に無意識だった。
こんな所に来ても何も解決しないはずなのに、でも足が動いてた。

コナンくんも、本当の父親じゃないって知ってた1人なのに。



蘭「あれ？Aちゃん。どうしたの？」


「………ぁ。」


蘭「こんな時間に1人？安室さんは一緒じゃないの？」



安室さん。の言葉に止まっていた涙が溢れ出した。
そんな私の様子を見て蘭さんは私に手を差し伸べてくれ、中に入れてくれた。
その間も私の涙は止まらない…



蘭「安室さんと何かあった？」


「わ…たし……ｯ、どうしよ蘭さん……ｯ、私ダメだって分かってたのにｯ…っ……パパの事…ぅっ……ぅあ…っ……ごめｯ、ふぅ…うぅ……っ」


蘭「Aちゃん？！大丈夫…！？」


「ｽﾞｯ…ぅ……わ、私…ｯパパを傷付けちゃったぁぁぁあぁああ」


蘭「っ……大丈夫。大丈夫だから…！」


「うぁああぁぁあぁあぁぁぁあぁぁ」




蘭さんに抱き締められよりいっそう感情が押し寄せられ、子供みたいに泣きじゃくった。
友達の家で、人に抱き締めれて、

私…凄く弱いなぁ…………。

お父さん→←ごめんなさい

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